この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 解釈学入門
-
価格:2,970円(本体2,700円+税)
【2024年05月発売】
- ジャック・デリダ
-
価格:4,070円(本体3,700円+税)
【2020年01月発売】
- 25年後の東浩紀
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年05月発売】
- 法の支配と対話の哲学
-
価格:5,940円(本体5,400円+税)
【2017年03月発売】
- フェリックス・ガタリの哲学
-
価格:4,950円(本体4,500円+税)
【2024年10月発売】
[BOOKデータベースより]
テクストという他者との遭遇。読むこと、見ること、書くこと、話すこと、聞くこと、判断すること。読み解くことの不可能性を前にしながら、わたしたちは日々テクストに向き合い、コミュニケーションをとり、生きている。ジャック・デリダとポール・ド・マンのテクストに真摯に問いかけながら織りなす、わたしたちの生と切っても切り離せない、「読むこと」の省察と実践。
序論 読むことのエチカにむけて
1 プラグラマトロジーの開始―ジャック・デリダの言語論(ミニマル・コンセンサスの条件―テレコミュニケーションの論理と倫理;行為遂行的矛盾をめぐる不和―討議倫理学の脱構築;ソシュールのグラマトロジー―『一般言語学講義』を読むデリダを再読する;限定的ミメーシスから全般的ミメーシスへ―デリダ『散種』を読む;革命の印璽から残ったもの―ジャン・ジュネ『恋する虜』の余白に)
2 美的なものの物質性―ポール・ド・マンの美学理論(美的情動批判―美学イデオロギー論再考;美学イデオロギーの回帰―シラーの「遊戯衝動」からカントの「物質的視覚」へ;芸術の過去性と物質性―ヘーゲル美学読解における象徴の問題;来るべき文献学にむけて―精読と逐字性)
3 約束のアレゴリー―ジャック・デリダとポール・ド・マンのあいだ(読むことの盲目と洞察―自己脱構築をめぐって;修辞的、遂行的―構造主義と言語行為論の交叉;法のテクスト/テクストの法―ルソー『社会契約論』のキアスム読解;弁解、機械、ランダムネス―ルソーと読むことの倫理;弁解機械作動中―罪を読むこと/書くことの罪)