- 源氏物語の舞台装置
-
平安朝文学と後宮
歴史文化ライブラリー 596
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2024年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784642059961
[BOOKデータベースより]
弘徽殿・藤壺・梅壺など『源氏物語』で后妃たちが暮らす場所には、それぞれ意味があった。平安京内裏の「後宮殿舎」に着目し、多様な平安朝物語の記述と比較しながら、素材となった史実や物語に込めた作者の意図を探る。
紫式部と内裏―プロローグ
平安時代の後宮(天皇と后妃の住まい;天皇と后妃の夫婦生活)
「殿」と呼ばれる建物(弘徽殿と常寧殿―悪役の住まい;承香殿―後宮第二位のキサキの住まい;麗景殿―転落するキサキの住まい;その他の殿―后妃の使用頻度の低い殿)
「舎」(壺)と呼ばれる建物(淑景舎(桐壺)―『源氏物語』主人公一族の拠点;飛香舎(藤壺)―ヒロインの住まい;凝華舎(梅壺)―劣勢に立つキサキの住まい;その他の舎―東宮に使用される空間)
後宮殿舎の役割―エピローグ
弘徽殿・藤壺・梅壺など『源氏物語』で光源氏をとりまく后妃たちが暮らした場所には、それぞれ深い意味があった。平安京内裏に存在した天皇の家族の住まい「後宮殿舎」に光を当て、さまざまな平安朝物語の記述と比較しながら、その意味を探る。素材となった史実や物語に込めた作者の意図を知れば、後宮世界への理解が深まり、物語がより楽しめる。
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