- アクティビズムを飲み込む企業価値創造
-
高ROE、PBR経営実現への処方箋
- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2024年05月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784296118885
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[BOOKデータベースより]
“バリュー投資の父”グレアムが実践し、あのバフェットが引き継いだ古典的アクティビズムから、「物言う株主」たちが実践する現代アクティビズムまで、その目指すところは企業価値の最大化である。ならば、彼らの手法を先取りすれば、そのターゲットにされることもなく、企業価値の向上が実現できるのだ。大日本印刷、オリンパス、三陽商会、三ツ星ベルト…実際にアクティビストたちと対峙した企業事例とともに、いま求められる経営改革実践のための「処方箋」を提示する。
序章 大日本印刷の衝撃―アクティビズム・インテグレーションが日本企業の隠れた価値を解き放つ
[日販商品データベースより]第1章 バリュー投資の父、グレアムに「処方箋」を学ぶ―古典的アクティビズムは「残念」な企業にとって最高の教科書である(古典的アクティビズムに学ぶ―「残念」な企業への「処方箋」は今も昔も不変である;古典的アクティビズムのケースに学ぶ―ノーザン・パイプライン ほか)
第2章 現代アクティビズムに「処方箋」を学ぶ―現代アクティビズムは、フルポテンシャル実現のための「武器」の宝庫である(初期の現代アクティビズムに学ぶ―現代アクティビズムの先駆者はバフェットだった;初期の現代アクティビズムのケースに学ぶ1―サンボーン・マップ ほか)
第3章 財務戦略をテーマとするアクティビズムのケースに学ぶ―アクティビズム・インテグレーションは財務戦略関連の「処方箋」から始まる(アクティビズムをケースに学ぶ意義―アクティビズムは実践から学ぶアプローチが効果的である;三ツ星ベルト―アクティビストへの満額回答で株主還元の「パラドックス」を実現したケース ほか)
第4章 事業・経営戦略をテーマとするアクティビズムのケースに学ぶ―キーワードは「キャッシュリッチ」から「コングロマリット・ディスカウント」へ
(日本のアクティビズムが変わる―新たなターゲットは低収益事業を抱える大企業;オリンパス―アクティビストとの協働により「脱多角化企業」を実現したケース ほか)
企業価値を高めたいなら経営にアクティビストの視点を入れよ!
具体的事例を基に新しいキャピタル・マネジメントの実践手法を提示。
■PBR1倍割れは経営者として“恥ずべき”問題である
CGコード施行から7年。「形式面」での変革は進んだが、主要KPIと定義されたROEは伸び悩み、上場企業としての究極のKPIともいうべきPBRも1倍割れ企業が続出する異常事態が常態化している。
企業価値の向上はまさに喫緊の課題だ。
■アクティビズムをヒントに企業価値の創造を目指せ!
本書はこうした問題を、実際の企業ケースを基に、@コーポレートガバナンス改革を批判的にレビューする、Aアクティビズムを企業価値向上の「教科書」として活用する、B「バリュー投資の父」ベンジャミン・グレアムに学ぶ、Cケースを分析し詳細に紹介する、D企業がアクティビストに先んじて処方箋を実践することを提言する――の5つのポイントから整理・分析、課題解決への処方箋を提示するもの。
身売り・MBO、株主還元、最適資本構成、事業売却・スピンオフなど主要アプローチごとに、アクティビズムの主張を活用した「処方箋」を実践し企業価値向上を実現した企業ケースを詳細に分析。アクティビズムの手法を企業価値向上策に取り入れることで究極のアクティビスト対策にもなるという「アクティビズム・インテグレーション」による経営改革の実践を提言する。