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[日販商品データベースより]
「俺を嫌わぬおなごは愛が初めてじゃ」
坂上田村麻呂を初代とする名家の田村家は、近ごろ台頭しはじめた近隣の敵に囲まれ、いつしか存続の危機に迫られつつあった。
そんな田村家に生まれた一人娘の愛姫(めごひめ)はある日、父君から部屋に呼ばれると、田村家の名を存続させるためにも、彼女を伊達家の総領、政宗殿のもとへ嫁がせることが決まったと告げられる。
1579年、愛姫12歳の夏のことであった。
その後、政宗は18歳で伊達家の家督を継ぐと、人生最大の難局、人取橋の戦いを皮切りに、妻となった愛姫とともに戦乱の世を駆け抜ける。
ーそして今、86歳を迎えた愛姫は、夫・伊達政宗の生涯とともに、「戦国の花嫁」として生き抜いた我が身を静かに振り返るのだった。