[BOOKデータベースより]
大きな耳の大きな音がにがてなきつねのはなし。森のふかいあなにくらす、ふるいコーヒーポットいろのきつね。しずかなところは、どこにあるんだろう?さがしにでかけてみると、どくきのこの傘の下、とじた目のおく、すずらんのかおり…びっくりするような場所に、たくさん見つかりました。足もとに広がる、ゆたかな世界が見えてくるフィンランド生まれの、やさしくあたたかな絵本。
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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2006年09月発売】
フィンランドの作家による作品。
絵と訳は日本人ですが、フィンランド在住のイラストレーター。
ということで、フィンランドの香りを味わいたくてセレクト。
耳の大きなきつねが主人公。
大きな音が苦手とという事で、試行錯誤する様子が描かれます。
まずは、ナレーションが独特で不思議な語り口。
読者への問いが多くて、ぐいぐいストーリーを引っ張っていきます。
要は、静かな場所を探す様子なのですが、
意外にも見つかる、あんなところ、こんなところ。
感性が研ぎ澄まされます。
少しの行動が、意外な結果に。
そうそう、最初に登場したコーヒーポットがなかなかのアシスト。
やや難解ですが、不思議な余韻が残ります。(レイラさん 50代・兵庫県 女の子1歳、女の子0歳)
【情報提供・絵本ナビ】