- 奇妙で不思議な土の世界
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創元社
英国王立園芸協会 ウェンジア・タン ジャクリーン・ストラウド マーク・レッドマイル=ゴードン 林健太郎- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2024年05月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784422430539
[BOOKデータベースより]
命をはぐくむ「土」のひみつに迫る!土の性質や多様な生きものとのかかわり、自然環境のなかでの役割など、見過ごされがちな「土」と「土がもたらす恩恵」を科学的な視点から解説。知的好奇心を刺激してやまない、科学絵本の傑作!
土はなぜ必要なの?
地球温暖化
土を構成するもの
土の層
土のなかの世界
作物の地上部と地下部
作物を育てる
ミミズの仕事
分解
乾いた土
湿った土
美しい湿原
太陽と風と雨
夜に活動する生きもの
菌類の王国
すばらしいミミズたち
驚異のモグラたち
穴掘り名人
背骨のない動物たち
アリの国家
小さな生きものたち
微生物のはたらき
きらりと光るもの
世界の地表
土から砂へ
月の砂
植物は火星で育つの?
土を科学しよう
土を大切にしよう
土は、人間を含め、地球上のさまざまな生きものの暮らしを支えてくれる大事な存在ですが、私たちは土の性質や役割についてどれほど知っているでしょうか。
本書では、土の成分やさまざまな土の性質、生きものとのかかわり、自然環境のなかでの役割など、土と土がもたらす恩恵を、科学的な視点からわかりやすく説明しています。
複雑で、興味深い土の世界を楽しみながら学べる、科学絵本の傑作!
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土とそのまわりには、いろいろな生きものがいます。昆虫、ミミズ、菌類、そして目には見えない細菌たちが暮らしています。土は、栄養や水、有機物をたくわえて命をはぐくみます。あなたの足元にある土は、じつはとても複雑で興味深い世界なのです。
土はどこにでもありますが、意外と知られていないことがたくさんあります。
・雨がほとんど降らない砂漠では、植物はどうやって生きのびているのでしょうか?
・ある菌類の大きさは、東京ドーム200個分ほどあるそうですが、信じられますか?
・土の扱い方ひとつで、地球温暖化の進行をおくらせることができると知っていますか?
この本を読んで、土の性質や役割、土と生きものの関係を学びましょう!