- ハマれないまま、生きてます
-
こどもとおとなのあいだ
シリーズ「あいだで考える」
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2024年05月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784422360171
[BOOKデータベースより]
幼少時からの絶望、性、自己否定と生へのあがきを見つめ「ことば」と「思想」を得てきた過程を語りだす―。子どもにも大人にもハマれない「変なイキモノ」たる私。10代以上すべての人に。
1章 6月は絶望の月(大人になることへの絶望、大人であることへの絶望;HAPPY BIRTHDAY SIXTEEN)
2章 「子ども」にハマれない(子どもらしくない子ども;フィクションの中の子ども;ダンゴムシへの共感)
間奏曲 「子どもを書く」ということ
3章 「子ども」の私のセクシュアリティと自己否定(性の欲望と恥を秘めた幼稚園時代;『My Birthday』と不安;否定が内側に入りこむ;暴力と私)
4章 …まま、生きてます。(持って生まれたフェミニズム;正直であること・疑問を持つこと;私にとっての信仰;ダンゴムシ時々エビになる)
シリーズ「あいだで考える」
不確かな時代を共に生きていくために必要な
「自ら考える力」
「他者と対話する力」
「遠い世界を想像する力」
を養う多様な視点を提供する、
10代以上すべての人のための人文書のシリーズ。
*
「『大人になる』ってどういうこと?」「私、何歳になっても『大人になった』気がしない」──いま、子どもと大人の境界はますます曖昧になっている。本書では、子どもにも大人にもハマれないまま生きてきた著者が、自らの内なる「子どもと大人のあいだ」を見つめ、そこにうごめく性と暴力、死への衝動や生きることへのあがきを正直に、時に飄々と描く。そして幼少時から周囲の求める「○○らしさ」と闘い、やがてフェミニズムとキリスト教に出会い、言葉と思想を獲得してきたプロセスを語りだす。子ども/大人の二分法を超えて、「ひと」のありようを問う1冊。(装画:ミロコマチコ)
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