月草糖

花暦居酒屋ぜんや
ハルキ文庫　時代小説文庫　さ１９ー１８

角川春樹事務所
坂井希久子　

• 価格: 704円（本体640円＋税）
• 発行年月: 2024年05月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784758446372

内容情報

[BOOKデータベースより]

ぜんやに転がりこんできたお転婆姫―只次郎の姪のお栄は大奥に仕えていたのだが、将軍からお手つきとなるのを嫌い、暇を貰って只次郎の許へと逃げていた。家に戻ってもどこぞの武家に嫁がされるに決まっている、と町人となって己の才覚で生きていくことを望むが…。熊吉は熊吉で世話焼きの血が祟り、お花はそれにもやきもき。ままならぬ江戸の世を、若者たちがもがきます。独活の穂先と人参のかき揚げ、桃の節句の手鞠寿司、楊梅の金玉羹、露草で青く染めた砂糖。料理が気持ちを彩る、傑作時代小説第六弾！

[日販商品データベースより]

ぜんやに転がりこんできたお転婆姫──只次郎の姪のお栄は大奥に仕えていたのだが、将軍からお手つきとなるのを嫌い、暇を貰って只次郎の許へと逃げていた。
家に戻ってもどこぞの武家に嫁がされるに決まっている、と町人となって己の才覚で生きていくことを望むが……。
熊吉は熊吉で世話焼きの血が祟り、お花はそれにもやきもき。
ままならぬ江戸の世を、若者たちがもがきます。
独活の穂先と人参のかき揚げ、桃の節句の手鞠寿司、楊梅の金玉羹、露草で青く染めた砂糖。
料理が気持ちを彩る、傑作時代小説第六弾！