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[BOOKデータベースより]
排除と周縁化を生む、矛盾を解体するために。マイノリティを従属的な立ち位置に置き続けるマジョリティの権力性、同化主義、パターナリズムのまなざし―。これらから脱却し、主体的に差異を尊厳として捉えることのできる「多文化共生」を再構築するために、既存の言説とその実態に再検討を加える。
序章
[日販商品データベースより]第1章 政府文書にみる多文化共生概念の展開
第2章 地域社会に浸透する多文化共生言説
第3章 支援の功罪
第4章 コミュニティとネットワーク
第5章 「グローバル人材」言説が与える新たな立ち位置
終章
日系ブラジル人第二世代への調査から、多文化共生施策にもとづく「支援」が排除や周縁化を生み出している矛盾を実証的に提示。ハイブリディティを戦術的に利用した主体的な社会編入にも着目し、既存の多文化共生言説を再検討し、制度の再構築に示唆を与える。