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[BOOKデータベースより]
新たな市民性教育をめざすべく、「中立的」に講論することは可能か!?歴史事件や社会正義をめぐる論争的な問題は、歴史修正主義や陰謀論、フェイクニュースも入り混じった情報がSNSなどを媒介して流布される今日、理解する上でより複雑なものとなっている。同時に、論争的問題は正/不正の二項だけではなく、政治的・社会的・宗教的ほか様々な理由によってそもそも議論自体が許されない「閉ざされた領域」にある場合も多々ある。本書は、各国の教育現場で行われている論争的問題の教育の中で、いかにカリキュラムや授業内で「中立性」「客観性」を担保しているのか、それぞれの教育実践を鳥瞰する。よりよい市民性教育に向けた第一歩を後押しする教職員・学生必読の一冊!
オーストラリアにおける確実性なき航海:教員志望者と共に論争問題を教えることで知的な市民性を育成する
アフリカのグローバルシティズンシップに向けて社会科教育で論争問題を教えること:ガーナの場合
ケニアにおける民主的市民性と論争問題教育
南アフリカの高校の教室における権力のダイナミクス:教師はうまくやっているのか?
中国の市民性教育の授業で論争問題について話をすることがないのはどうしてなのか?
合衆国とフィリピンの教室で論争問題をナビゲート・具現化すること:異なる文脈における民主主義の複雑性を理解するためのオートエスノグラフィの活用
シンガポールの社会科の教室における学問の分化と論争的主題の教授
韓国における論争問題教育
対立と平和への移行の中で論争問題を教えること:北アイルランドの政策と実践の分析
「私たちは大人たちとは違います…私たちは、私たちの親ではありません」:マケドニア共和国における論争問題と熟議、エスニシティの異なる生徒たちの市民的行為の発達
アンネ・フランクの物語を通してホロコーストについて教えること:トルコの事例研究
ニューヨークとフロリダにおける教員志望者と論争問題指導
米国の教室における論争に対する宗教的信念と教師のアプローチの枠組み
同じ意見を持つ学校において政治を教えることの教授的挑戦
日本と合衆国との共同研究