- 海を越える水産知
-
近代東アジア海域世界を創った人びと
プリミエ・コレクション 133
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814005215
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[BOOKデータベースより]
清末民国期、中国はどのように日本から水産知を吸収したのか?―戦時の停頓状態から漁業と漁村の復旧を試みた人たち。彼らの活動から描き出す、近代東アジア海域世界。
序章 日本における近代的「水産知」の蓄積と中国
[日販商品データベースより]第1章 清末民国期の水産教育と直隷水産講習所
第2章 民国初期における江蘇省立水産学校の人材育成への模索
第3章 一九三〇年代江蘇省の海賊問題に対する政府の対応と漁民武装自衛―『江蘇省沿海漁業保護会議記録』を中心に
第4章 一九三〇年代の中国における水産教育の変遷―水産学校教育から漁民教育への試み
第5章 一九四五年以降の中国における水産事業の復興と漁民救済―一九四五〜一九四九年を中心に
終章 近代東アジアにおける水産人材の流動と「水産知」の伝播
清末民国期、中国はどのように日本から水産知を吸収したのか? 侵漁、海賊、疲弊し秩序が崩れかけていた中国の漁村と、その変容。戦時の停頓状態から漁業と漁村の復旧を試みた人たち。人材育成に着目し、「水産知」が困難を乗り越え東アジアに立ちあがる様をつぶさに活写する。