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[日販商品データベースより]
戦中『上海文学』を主催した池田克己たちは、敗戦後まもない日本(神奈川県大船)で新たな文学の場を育てようと試みた。
池田たちの営為は、戦前からのつながり、上海人脈はもちろんのこと、高見順をはじめ大東亜文学者大会を通じてうまれた人脈も加わり、小さなガリ版雑誌『花』として実を結んだ。『花』はやがて「一切の党派や権威を無視したぼうばくたる容積」たらんとした『日本未来派』として、戦後詩を代表するメディアへと育ち、その営みは現在でも続いている。
あわせて収録される一九四七―一九五二年にかけて古川武雄(八森虎太郎)宛に送られた池田克己の書簡資料には、「外地」経験者たちに加え、鎌倉の文士たち(川端康成)、古川武雄の周辺にいた北海道・東北の文学者たち(更科源蔵、高村光太郎)を集めながら、『日本未来派』として、戦後文学の場をつくりだそうとする試みが、敗戦後の出版文化の拠点となった北海道の様子とともに詳細に伝えられる。
戦後文化史に新たな光をあてる資料を世に送る。