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[BOOKデータベースより]
「日韓友好の象徴」はいかに見出されたのか。近世日本と朝鮮王朝の外交・交流関係を担いながらも半ば忘れられていた朝鮮通信使は、どのように広く知られるようになり、ユネスコ「世界の記憶」に登録されるに至ったのか。本書では、在日朝鮮人映像作家・民族運動家であり朝鮮通信使研究家でもあった辛基秀の実践を軸に、様々なマイノリティと連帯する市民運動が隆盛した1970年代以降の日本において、民族差別克服と「日韓友好」の象徴として朝鮮通信使が「発見」された過程を描く。
序章 「戦後日本」の輪郭
第1章 通信使の歴史実践における在日朝鮮人歴史家の位置づけ
第2章 「アウトサイダー」としての戦後―学生運動から『季刊三千里』まで
第3章 「明治百年」への対抗―映画『江戸時代の朝鮮通信使』の制作と上映運動
第4章 「暗部」から射付ける―「大阪築城四〇〇年まつり」と青丘文化ホール
第5章 「交隣」への模索―「朝鮮通信使の道をたどる旅の会」の人々
第6章 「中心を取り戻す」ための実践―芳洲会から縁地連まで
終章 「朝鮮通信使」とは何だったのか