- シベリア抑留下の芸術と人間
-
記録と記憶から想起する
桜美林大学叢書 019
- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2024年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784846023775
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[BOOKデータベースより]
序論 沈黙の時代から想起の時代へ
[日販商品データベースより]第1部 満州・シベリア・日本を繋ぐ音の記憶と文化表象(シベリア抑留前史;シベリア抑留下の日本人の文化創造活動;シベリア抑留における民衆の音楽;創作物に眠る記憶―二種類の『ソヴェート歌曲集(附)日本闘争歌集』;楽器バソンをめぐる一二〇年の記憶)
第2部 シベリア抑留を想起する(野町右京『北方物語』に見るナラティヴ;史料と想起―「新声楽劇団」をめぐる日露の三つの史料研究;四國五郎の死生観―創作に見るシベリア抑留の想起と表現;さまざまな「シベリアの想起」の言説;記憶の継承へ―アートの社会実装の試み)
本書は日本人のシベリア抑留という歴史的事象を音楽・芸術の地平から見渡すものである。生と死のはざまにあって人間の芸術、また人間の創造性という根源的テーマによって生き延びたという証言が数多く見つかるのである。