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[BOOKデータベースより]
「新世界」の植民地の大部分において、新たな労働形態として導入された奴隷制。四世紀以上にわたるこの制度は、どのようなプロセスを経て廃止されたのか?本書は、フランスや仏領植民地の動向を中心に、奴隷制が廃止されるまでの過程や、さまざまな思潮・出来事を概説する。
第1章 奴隷制に対するレジスタンス
[日販商品データベースより]第2章 奴隷貿易と奴隷制に対する批判
第3章 奴隷制廃止運動の誕生と飛躍的な発展
第4章 最初の奴隷制廃止(一七八九‐一八〇四)
第5章 十九世紀の奴隷制廃止
第6章 賠償金問題
第7章 奴隷制終焉後の社会の変転
結論
「新世界」の植民地の大部分において、新たな労働形態として導入された奴隷制。四世紀以上にわたりヨーロッパ主要列強の植民地を特徴づけてきた奴隷制に関する文献は多いが、この制度から脱却するプロセスについてはあまり知られていない。脱却へのプロセスは地域によって多様で、長い時間を要する、さまざまな要素が絡まり合った複雑なプロセスであり、その間、植民地社会とその本国において、奴隷による蜂起や内戦、イデオロギー的・政治的な対立が続けざまに発生した。仏領サン・ドマングで奴隷制が廃止された1793年からブラジルで廃止される1888年まで、およそ一世紀を要している。
本書は、フランスや仏領植民地の動向を中心に、奴隷制度が廃止されるまでの過程や様々な考え方、出来事を包括的に説明した入門書。