- 江戸東京移行期論
-
東都から帝都へ
戎光祥近代史論集 3
- 価格
- 6,380円(本体5,800円+税)
- 発行年月
- 2024年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784864035033
[BOOKデータベースより]
江戸から明治へという激動の時代に何が変わり、何が変わらなかったのか!?気鋭の研究者たちが複雑な移りかわりを政治・文化・宗教・建築・景観など幅広い視点で解明!
第1部 江戸東京論の視角(「江戸東京学」の新たな視座;江戸から東京へ―研究の流れと本書の課題)
第2部 江戸東京周辺の地域構造(徳川家康の御成と由緒・遺物―「江戸周辺論」によせて;「江戸町続」地域の形成過程と江戸・東京―『江戸周辺の社会史』をきっかけとして;将軍御成と視覚的支配―寛政期遠御成をめぐる視線の分析から;近世後期における江戸周辺地域の家作利用と生業;幕末期、江戸近郊農村における造醤油業と江戸問屋仲間;江戸上水から改良水道、そして大東京水道へ)
第3部 江戸から東京への移行と変容(明治初期東京の公共負担;幕末維新期の江戸・東京における名主の社会的位置;山王祭・神田祭をめぐる構造的変化と意義;近代移行期における江戸城郭―河岸地政策の影響と「外濠空間」の変容;明治十年代東京における区会議員選挙と地域―「部」を切り口にして)
近世における江戸と近代における東京はともに、政治的にも経済的にも中心となる都市であった。本書はこれら江戸・東京と周辺地域に着目し、その成立と発展の様子を史料から具体的に明らかにするとともに、江戸・東京の接続を目的としている。江戸から東京において何が変化し、何が変わらなかったのかを、各論者のテーマごとに検討していく。
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