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[BOOKデータベースより]
歴史家生活70年の著者がどうしても解いておきたい謎に挑む。ゆったりとした時間に、存分に味わいたい極上の歴史読み物。
第1章 女狙撃手山本八重と会津戦争
[日販商品データベースより]第2章 明治一五〇年ところどころ―幻の「百年計画」
第3章 昭和天皇を襲ったテロリスト像―難波大助と金子文子の挑戦
第4章 日韓歴史戦の恩怨
第5章 南雲機動部隊対エンタープライズ―索敵のミステリー
第6章 美談の行く末(上)―山本(権)・広瀬・財部の八十年
第7章 美談の行く末(下)―異聞君死にたまふことなかれ
第8章 ガダルカナル戦の起点と終点
第9章 知られざるインド謀略工作の内幕
第10章 三船遭難事件とL‐19潜―一九四五年夏、留萌沖の惨劇
第11章 日本共産党太平記―山村工作隊と火炎びんの季節
第12章 エニウエトク環礁の生と死
歌人の大町桂月(おおまちけいげつ)から「鬼才」と評された女流歌人・与謝野晶子は、弟が日露戦争に出征することを嘆いて「あゝをとうとよ君を泣く 君死にたまふことなかれ」という有名な一節で始まる歌を詠んだ。反響は小さくなかった。前出の大町は「乱臣なり、賊子なり、国家の刑罰を加ふべき罪なり」と激しく論難。これに対し晶子は「この御評、一も二もなく服しかね候」「歌は歌に候」「誠の心を歌にしただけ」「少女と申す者、誰しも戦嫌いにて候」と反撃し一歩も引かなかった。覚悟をもって晶子が発表したこの歌は、今では小中学校の教科書にも登場する、日本の反戦歌の代表的作品になっている。
では、この歌を贈られた晶子の弟・籌三郎(ちゅうざぶろう)は、結局日露戦争で死ななかったのだろうか?
そしてこの歌に関連して、さらに興味深い謎がある。太平洋戦争の際には、晶子は四男に対して「水軍の大尉となりてわが四郎 み軍(いくさ)にゆくたけく戦へ」と詠んでいるのだ。晶子は「転向」したのか? 出色の女流歌人の真意とは?
本書ではこのほか、「昭和天皇を襲ったテロリスト像─―難波大助と金子文子の挑戦」
「南雲機動部隊 対 エンタープライズ―─索敵のミステリー」「ガダルカナル戦の起点と終点」「知られざるインド謀略工作の内幕」「日本共産党太平記―─山村工作隊と火炎びんの季節」「1945年ロシアによる三船遭難事件」などの近代史の謎に迫る。ゆったりとした時間に存分に楽しみたい、極上の歴史読み物である。