[BOOKデータベースより]
保育に活かせる、年齢にとらわれない子どもの育ちのとらえ方。「子ども主体」って、こういうことだったのか!保育の質が向上する!園内研修に活用できる!子どもの姿から保育の本質を学ぶ。
第1章 子どもの発達段階を知る(第一期(乳児期)の子どもの育ち;第二期(幼児期初期)の子どもの育ち;第三期(遊戯期)の子どもの育ち;第四期(学童期)の子どもの育ち)
第2章 子どもの姿(場面)から「主体性」をとらえる(自分なりに主体性をとらえる;主体性A・Bが二重に働く姿をとらえる;主体性が発揮される環境を考える)
第3章 子どもの姿から主体性と発達をとらえる(課題の取り組み方;事例1 4歳児クラス・1月;事例2 4歳児クラス・4〜9月)
■「子ども主体」って、こういうことだったのか!
「子どもの主体性を大事に」とは言いつつも、「こぼしたらこぼしっぱなし、って本当に主体性なの?」「語り合っているうちに、『主体性ってなんだろう』がわからなくなる」等々、その実現は一筋縄ではいきません。
本書は、これまで「様々な選択肢の中から、その人なりの判断基準で『するかしないか」を決めること」だと考えられてきた主体性に加えて、「様々な『やりたい』『やりたくない』『なんかいい』『なんかやだ』がその人の中に湧き出たり、収まったりしてしまうこと。そうして生きている実感に充たされていること」も主体性であるとしています。
「主体性」というキーワードを通して、子どもの発達段階を理解し、個々の育ちに応じた保育が提供できるよう保育者の見解等も紹介しながらわかりやすく解説しています。
写真や動画で具体的に示された子どもの姿を見て、自分なりにその子を理解して、「発達のとらえや保育のポイント」などを通して保育の視点を知ることできます。
本書で示す13のシーンであらわされた子どもの姿(場面)から「主体性」をとらえることで子どもの発達段階を学び、子ども個々の育ちのとらえ方がわかることで、保育に活かせる書籍です。
【主な目次】
第1章 子どもの発達段階を知る
子どもたちの姿から/子どもの姿 ココを見て!/子どもの育ちをとらえる/第一期(乳児期)の子どもの育ち/第二期(幼児期初期)の子どもの育ち/第三期(遊戯期)の子どもの育ち/第四期(学童期)の子どもの育ち
第2章 子どもの姿(場面)から「主体性」をとらえる
Step1 自分なりに主体性をとらえる/Step2 主体性A・Bが二重に働く姿をとらえる/Step3 主体性が発揮される環境を考える
第3章 子どもの姿から主体性と発達をとらえる
課題の取り組み方/事例1〈4歳児クラス・1月〉/事例2〈4歳児クラス4〜9月〉
【著者情報】
久保健太(くぼ・けんた)
母親の実家である三重県で生まれ、その後、埼玉県川口市で育つ。
東京大学教育学部を卒業し、同大学院教育学研究科で、汐見稔幸先生の指導を受けながら、まちづくりの研究をする。特に「ゆったりとした生活」が人間の成長において担う意味について研究をしている。
現在は、横浜で我が子たちと暮らしながら、大妻女子大学で学生たちと学び、桐朋幼稚園で共同研究を続け、横浜で子育て支援者たちとの工夫を重ね、大日向小中学校の理事を務めている。
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