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専修大学出版局 牛山隆一
点
序章 本研究の背景と概要第1章 新興国の対外FDI拡大、経緯と現状第2章 EMNEsに関する先行研究と本研究の特徴第3章 ASEAN多国籍企業の国際化戦略に関する分析第4章 ASEAN多国籍企業の競争優位に関する分析第5章 タイ・ユニオン・グループ―「グローバル型」の事例研究1第6章 インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズ(ICTSI)―「グローバル型」の事例研究2第7章 タイ・ビバレッジ―「リージョナル型」の事例研究1第8章 CIMBグループ・ホールディングス―「リージョナル型」の事例研究2第9章 ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル)―変則型の事例研究終章 本研究の結論と今後の課題
米中対立下でグローバルサプライチェーン再編等が叫ばれる今,ASEAN諸国は日本企業の事業展開先として熱い視線が注がれている。だが,実際にASEAN が大きな注目を集めたのは2010年前後からである。その契機は2008年に発生した国際金融危機であった。翌2009年,世界経済が戦後初のマイナス成長に陥る中でアジア新興国の成長力に対する期待が国際的に高まり,日本政府は2010年に策定した「新成長戦略」でアジア重視の姿勢を打ち出した。そして「アジアとともに成長する日本」(2010年度通商白書のタイトル)とのスローガンを掲げ,日本企業のアジア進出を強く促した。こうしたなかアジア新興国の中でも「親日国」が多いとされるASEAN 諸国の存在がクローズアップされたのである。(略) 本研究はASEAN 諸国を出自とする多国籍企業の「国際化戦略」と「競争優位」に関する分析に主眼が置かれている。地元企業の国際化という現象は,躍動するASEAN 経済の重要な見所の一つであると筆者は考えている。本書を通じASEAN 企業という切り口からASEAN 経済の現状に関する読者の知識と理解が少しでも深まれば筆者にとって望外の喜びである。欧米企業?日本企業?アジアNIES 企業?BRICs 企業という順で生起し,現在は ASEAN 企業にもその出番が巡ってきた多国籍企業の歴史的な系譜を念頭に置くと,読者はよりグローバルな視野から本書を読み進むことができるはずである。――「まえがき」より
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[BOOKデータベースより]
序章 本研究の背景と概要
[日販商品データベースより]第1章 新興国の対外FDI拡大、経緯と現状
第2章 EMNEsに関する先行研究と本研究の特徴
第3章 ASEAN多国籍企業の国際化戦略に関する分析
第4章 ASEAN多国籍企業の競争優位に関する分析
第5章 タイ・ユニオン・グループ―「グローバル型」の事例研究1
第6章 インターナショナル・コンテナ・ターミナル・サービシズ(ICTSI)―「グローバル型」の事例研究2
第7章 タイ・ビバレッジ―「リージョナル型」の事例研究1
第8章 CIMBグループ・ホールディングス―「リージョナル型」の事例研究2
第9章 ベトナム軍隊工業通信グループ(ベトテル)―変則型の事例研究
終章 本研究の結論と今後の課題
米中対立下でグローバルサプライチェーン再編等が叫ばれる今,ASEAN諸国は日本企業の事業展開先として熱い視線が注がれている。だが,実際にASEAN が大きな注目を集めたのは2010年前後からである。その契機は2008年に発生した国際金融危機であった。翌2009年,世界経済が戦後初のマイナス成長に陥る中でアジア新興国の成長力に対する期待が国際的に高まり,日本政府は2010年に策定した「新成長戦略」でアジア重視の姿勢を打ち出した。そして「アジアとともに成長する日本」(2010年度通商白書のタイトル)とのスローガンを掲げ,日本企業のアジア進出を強く促した。こうしたなかアジア新興国の中でも「親日国」が多いとされるASEAN 諸国の存在がクローズアップされたのである。(略)
本研究はASEAN 諸国を出自とする多国籍企業の「国際化戦略」と「競争優位」に関する分析に主眼が置かれている。地元企業の国際化という現象は,躍動するASEAN 経済の重要な見所の一つであると筆者は考えている。
本書を通じASEAN 企業という切り口からASEAN 経済の現状に関する読者の知識と理解が少しでも深まれば筆者にとって望外の喜びである。欧米企業?日本企業?アジアNIES 企業?BRICs 企業という順で生起し,現在は ASEAN 企業にもその出番が巡ってきた多国籍企業の歴史的な系譜を念頭に置くと,読者はよりグローバルな視野から本書を読み進むことができるはずである。――「まえがき」より