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dZERO トランスビュー 八木書店 福嶋聡
点
著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」―40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。
1 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか2 ただ嘆くだけで、終わってしまったのではないだろうか3 その本はなぜ、多くの人を惹きつけるのだろうか4 「わからない」は、何を意味するのだろうか5 やはり発端は、「自分探し」ブームだったのだろうか6 弱者攻撃の動機は、どこから来るのだろうか7 ヘイトスピーチ・クライムの厳罰化は、なぜ進まないのだろうか8 書店は、「言論のアリーナ」になりうるのだろうか
カウンターデモに参加したわけでも、座り込みに参加したわけでもない。書店での、本を媒介しての活動や発信は防御壁に囲まれた「安全地帯」からのものに過ぎなかったのではないか? ここまで自分を追い詰めたとき、ぼくは我に返った。 ――本文より 著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」――40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」―40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。
1 明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか
[日販商品データベースより]2 ただ嘆くだけで、終わってしまったのではないだろうか
3 その本はなぜ、多くの人を惹きつけるのだろうか
4 「わからない」は、何を意味するのだろうか
5 やはり発端は、「自分探し」ブームだったのだろうか
6 弱者攻撃の動機は、どこから来るのだろうか
7 ヘイトスピーチ・クライムの厳罰化は、なぜ進まないのだろうか
8 書店は、「言論のアリーナ」になりうるのだろうか
カウンターデモに参加したわけでも、座り込みに参加したわけでもない。書店での、本を媒介しての活動や発信は防御壁に囲まれた「安全地帯」からのものに過ぎなかったのではないか? ここまで自分を追い詰めたとき、ぼくは我に返った。 ――本文より
著者はおよそ10年間、「ヘイト本」という現象をめぐって「書店の役割」を自問自答しつづけてきた。書店は「言論のアリーナである」という帰結を見出したと思えたが、葛藤が消えたわけではない。60冊を超える書物から言葉を引きながら、「ヘイト本」をめぐる自問自答の軌跡を披歴。「書店とは何か」――40年以上にわたる葛藤や決意の収斂。書店員という枠を超えた思索の書。