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[BOOKデータベースより]
日本文学は「どうしても翻訳できない言葉」で書かれてきた、と大江健三郎は言う。事実、谷崎も川端も三島も、英訳時に改変され、省略され、時に誤読もされてきた。なぜそのまま翻訳することができないのか。どのような経緯で改変され、その結果、刊行された作品はどう受け止められたのか。米クノップフ社のアーカイヴズ資料等をつぶさに検証し、一九五〇〜七〇年代の作家、翻訳者、編集者の異文化間の葛藤の根源を初めて明らかにする。
序章 日本文学翻訳プログラムの始まり―ハロルド・シュトラウスとクノップフ社
[日販商品データベースより]第1章 日本文学の異質性とは何か―大佛次郎『帰郷』
第2章 それは「誰が」話したのか―谷崎潤一郎『蓼喰ふ虫』
第3章 結末はなぜ書き換えられたのか―大岡昇平『野火』
第4章 入り乱れる時間軸―谷崎潤一郎『細雪』
第5章 比喩という落とし穴―三島由紀夫『金閣寺』
第6章 三つのメタモルフォーゼ―『細雪』、「千羽鶴」、川端康成
第7章 囲碁という神秘―川端康成『名人』
終章 日本文学は世界文学に何をもたらしたのか―『細雪』の最後の二行
日本文学は「どうしても翻訳できない言葉」で書かれてきた、と大江健三郎は言う。事実、谷崎も川端も三島も、英訳時に改変され、省略され、時に誤読もされてきた。なぜそのまま翻訳することができないのか。どのような経緯で改変され、その結果、刊行された作品はどう受け止められたのか。一九五〇〜七〇年代の作家、翻訳者、編集者の異文化間の葛藤の根源を、米クノップフ社のアーカイヴ資料等をつぶさに検証し、初めて明らかにする。
目次より
序章 日本文学翻訳プログラムの始まり――ハロルド・シュトラウスとクノップフ社
第一章 日本文学の異質性とは何か――大佛次郎『帰郷』
第二章 それは「誰が」話したのか――谷崎潤一郎『蓼喰う虫』
第三章 結末はなぜ書き換えられたのか――大岡昇平『野火』
第四章 入り乱れる時間軸――谷崎潤一郎『細雪』
第五章 比喩という落とし穴――三島由紀夫『金閣寺』
第六章 三つのメタモルフォーゼ――『細雪』、「千羽鶴」、川端康成
第七章 囲碁という神秘――川端康成『名人』
終章 日本文学は世界文学に何をもたらしたのか――『細雪』の最後の二行