- つなわたりの倫理学 相対主義と普遍主義を超えて
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- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2024年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784040825014
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[BOOKデータベースより]
分断が深まる世界。唯一の答えを求める普遍主義が対立しあうなかで、人は「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理は、これまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、安楽死・癌告知といった現代の究極の課題に立ち向かう!
序章 したいことをしよう―自愛と生の充実
[日販商品データベースより]第1章 適当にしよう―徳倫理と思慮
第2章 適当にしよう―安楽死・妊娠中絶・格差
第3章 よいことをしようと思うな、悪いことをしよう
第4章 誠実に嘘をつこう
第5章 不平等を実践しよう
第6章 人間的に考えるのをやめよう―動物の倫理
附論 潜在力
分断が深まる世界。複数の〈正しさ〉が衝突するなかで、人は難題を前に「何でもあり」の相対主義に陥りがちだ。人生の切実な「問い」に直面して "筋を通す" ための倫理とは? カントに代表される義務倫理、ミルやベンサムが提唱した功利主義に対し、アリストテレスを始祖とする徳倫理はこれまで充分に注目されてこなかった。近代が置き去りにした人間本性の考察と、「思慮」の力に立ち戻る新たな倫理学の潮流が、現代の究極の課題に立ち向かう!
◆積極的安楽死は認められるか?
◆妊娠中絶の自由か胎児の生存権か?
◆テロリストの逮捕か人質の命か?
◆安全基準か雇用の最大化か?
【徳倫理とは】
アリストテレスを始祖とし、人間本性の考察に基づいて思慮の力と「どうしたいか」を重視する倫理学。カントに代表され「すべき(でない)」と人を縛る義務倫理、ミルやベンサムが提唱し、経済学と結びついた功利主義と異なる第三の潮流である。