烏帽子と黒髪 １

中世ジェンダー考
いにしへびとの世界　１

同成社
野村育世　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2024年01月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784886219312

内容情報

[BOOKデータベースより]

男とは何か？女とは何か？

プロローグ　男とは何か、女とは何か
第１章　男たちの烏帽子狂騒曲（元服して冠・烏帽子をかぶる；烏帽子が落ちたら一大事；寝るときも烏帽子をかぶったか？；烏帽子と身分制；烏帽子のダンディズム）
第２章　女たちの重い黒髪（女の人生と黒髪；髪の長さは身分を表す；見えない女たち；美女か不美女か；かづら大作戦）
第３章　中世に、女であるということ（女はつまらない；穢の問題と女の仕事；女も男も同じ「人」）
エピローグ　烏帽子と王権

[日販商品データベースより]

中世の男性は人前で烏帽子を外せず、女性は長い黒髪が必須。史料や物語から中世の人々のジェンダーをめぐる意識をやさしく紹介する。