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[日販商品データベースより]
歴史小説はどのように書かれるのか。
最初の歴史小説『漆胡樽』から、大岡昇平との間に論争を生んだ『蒼き狼』まで、現代小説『闘牛』で芥川賞を受賞した井上靖が歴史小説の書き手として認識されていく過程の中で書かれた歴史小説の生成過程を捉える研究。
『天平の甍』や『敦煌』、『蒼き狼』など多くの歴史小説を残した井上靖。
それらの背景には、歴史学の成果や同時代の歴史学者の助言による裏付けがあった。
井上靖の歴史小説は、歴史学の成果をどのように取り込み、また歴史学にどのように応答していたのだろうか。それぞれの歴史小説作品の資料となった文献を特定し、それらが小説化される過程において働いていた歴史的想像力の性質に迫る。井上靖の歴史小説の評価を再検討すると共に、歴史小説が同時代の歴史学と結んだ関係性を明らかにする。