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[BOOKデータベースより]
リンゴは本当に赤なのか?科学と哲学の面をそなえた仏教の心理学『唯識』。それは心によってあらゆる現象が生み出されると説く。その唯識思想の根本聖典の一つ『唯識三十頌』を唯識学の碩学である著者が丁寧に読み解く!
『唯識三十頌』とは
[日販商品データベースより]稽首帰依す(帰敬頌)
我・法の種々相(第一頌前三句)
奥深い人格の底 阿頼耶識(第二頌第三句‐第四句)
深い利己性 末那識(第五頌‐第七頌)
第三能変(第八・九・十五・十六頌)
心所(第十頌‐第十四頌)
諸識の動き(1)(第十七頌)
諸識の動き(2)(第十八頌)
時間の流れのなかで(第十九頌)
三性とは(第二十頌‐第二十二頌)
三無性とは(第二十三頌‐第二十五頌)
修行論(第二十六頌‐第二十九頌)
仏の境界 究竟位(第三十頌)
誓い すべての群生とともに(釈結施願文)
「唯識は難しいとか、専門家のための佛教だという固定概念が、意外と深く拡がっていたように思う。しかし、私はそう思わない。もちろん、易しいとはいえないかもしれないし、多少の忍耐力も必要かもしれないが、現代のわれわれには、入りやすく、解りやすい佛教だと思う。それは、論理的に組織的に仏教が説き進められているからである。いきなり、「信仰」とか「信心」とか真っ正面にすえられると当惑するが、唯識は、まず、その説くところを理解しようという角度から論述されているのである。むろん、「信」は、宗教に限らず、われわれの人生全体にとって、最も重要な意味をもつ心作用だが、現代のわれわれにとって、知的理解からの道は、いいしれぬ魅力をもっているように思う。仏教理解への道、つまりそれは、真実の人生への一つの入口といってよいであろうが、その手がかりが与えられているようにも思う」『唯識三十頌要講』はじめにより