- 幻想の公衆 リップマン
-
- 価格
- 3,190円(本体2,900円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784863592780
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[BOOKデータベースより]
第1部(幻滅した人;実現不可能な理想;行為者と傍観者;公衆の役割;専制的影響力の抑制)
[日販商品データベースより]第2部(アリストテレスの問い;問題の本質;社会的契約;公衆が直面する二つの問題;国民的な議論の主たる価値;欠陥のあるルール;改正・改革の基準;世論の基本原理)
第3部(社会の本来の在り方;見えざる統治者;秩序なき領域)
高名な『世論』(“Public Opinion”,1922)の内容を、より簡潔に、より一般読者を意識して著した続編ともいうべき“The Phantom Public”(1925)の、清新な翻訳が登場しました。
しかも本書は、単なる『世論』の続編ではなく、大衆民主主義のきわどさを冷徹に分析し、『世論』よりもいっそう明確に、強烈に、かつ声高に表現し、結晶化した好著です。
20世紀前半、すでに大国としての繁栄を謳歌していた米国にあって、第一次世界大戦後の「国民国家の出現、大規模産業の発展」を、「現代社会のまったく新しい問題」(第十五章)として冷静に把握し、政治と戦争、デモクラシーとマスメディアを凝視し続けていたリップマンの態度と見解は、100年後の今日、あらためて注目され、精読されるべきでしょう。