大阪・関西万博特集
青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」
予約ランキング 新刊予約できます!

大阪・関西万博特集

青少年読書感想文全国コンクール「課題図書」

予約ランキング 新刊予約できます!

オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実

在庫状況:在庫あり(1〜2日で出荷)
検閲官のお仕事

みすず書房
ロバート・ダーントン 上村敏郎 八谷舞 伊豆田俊輔 

価格
5,500円(本体5,000円+税)
発行年月
2023年12月
判型
四六判
ISBN
9784622096634

欲しいものリストに追加する

内容情報
[BOOKデータベースより]

政治体制、思想、国際関係、経済事情、名誉…。さまざまな文脈が絡み合う。「検閲とは何か?」時代と場所の異なる三つの政治体制の比較に、その答えを求める。『猫の大虐殺』『革命前夜の地下出版』の著者、書物史の大家ダーントンによる、人類学的歴史分析!

第1部 ブルボン朝フランス―特認と抑圧(活版印刷術と合法性;検閲官の視点;日常業務;問題事例;スキャンダルと啓蒙;図書警察;使用人宿舎に潜むある作家;流通システム―毛細血管と動脈)
第2部 英領インド―自由主義と帝国主義(アマチュア民族誌;メロドラマ;監視;扇動?;抑圧;法廷解釈学;さまよえる吟遊詩人たち;基本的な矛盾)
第3部 共産主義東ドイツ―計画と迫害(現地の情報提供者;文書館の内側へ;著者との関係;著者と編集者との交渉;過酷な実例;ある演劇―あの芝居を止めろ!;ある小説―出版と溶解処分;検閲の終わり方)

[日販商品データベースより]

「そもそも検閲とは何か?」 この問いに答えるのは簡単ではない。その理由の一つは、ある国家での検閲のありようが、別の国家のそれとは大きく異なるためだ。
この難問に向き合い、「検閲という現象」がもつ特徴を抽象すべく、ブルボン朝フランス、英領インド、東ドイツという三つの政治体制の検閲を題材に、おびただしい量の史料を渉猟してまとめあげ、優れた比較史研究として結実させたのが本書である。

「その物語はヴェルサイユの宮廷のゴシップをほのめかしているのではないか?」、「このサンスクリット語は、民衆を扇動しているのではないか?」、「あの小説には「社会主義的な党派性」が欠如していないだろうか?」――。本書の主役は、こうした解釈の問題に取り組んだ言論統制のエージェント一人ひとりである。
違法な書籍商を従えて禁書の取引をした警官、「現地語文学」の動向を仔細に読み込み監視する図書館員、現代の編集者や学術論文の査読者さながら著者と議論し、軽微な異端を見逃しつつ書物のクオリティに心を砕いた者たち……。史料に登場するこうした人物たちは、きわめて人間くさい関係性のなかで「お仕事」に従事していた。
書物を生み出す力の一つとして、検閲がその生産から流通に至るまで深く浸透していたことを示す、野心的歴史叙述。



ユーザーレビュー

この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。

レビューを評価するにはログインが必要です。

この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。

レビューを書く

本好きのためのオンライン書店

Honya Club.comへようこそ

Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営している
インターネット書店です。ご利用ガイドはこちら

  • サイトで注文&書店受け取り送料無料
  • 宅配なら2,000円以上で送料無料!
  • 予約も取り寄せも業界屈指の在庫量
  • 外出先でも検索や購入がカンタン!
新規会員登録   初めての方はこちら

出版業界資料

最近チェックした商品
  • 1位

    火花

    火花

    又吉直樹 

    価格:1,320円(本体1,200円+税)

    【2015年03月発売】

  • Honya Clubカード
    • Honya Club とは
      Honya Clubはお得な「本のポイントサービス」です。ご入会いただいたお客様には特典が盛りだくさん!お近くのHonyaClub加盟書店でご入会、ご利用いただけます。
      Honya Club加盟書店は店舗一覧にてご確認ください。Honya Club加盟店アイコンのマークが目印です。
      HonyaClub会員規約
      個人情報の取扱いに関する規程
      ※上記は加盟書店店頭で使用できるHonyaClubカードの規約です。

    • Honya Club 公式アカウント facebookファンページ Twitterアカウント LINE@アカウント