- シミュレーションで見るマイクロ波化学
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カーボンニュートラルを実現するために
マルチフィジックス有限要素解析シリーズ 4
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784764960725
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[BOOKデータベースより]
第1章 マイクロ波技術のための化学の基本(化学とはどのような学問か;物質とは;物質の状態:気体、液体、固体;物質を構成する単位の運動;温度の考え方)
[日販商品データベースより]第2章 化学平衡と化学反応速度(化学平衡の考え方;化学反応の速度の扱い方と理解)
第3章 マイクロ波はどのように物質と相互作用するか?(マイクロ波照射下の発熱現象の理解;誘電率と誘電損失を化学の目で考える;マイクロ波加熱の特長:加熱モードと局所加熱現象;マイクロ波照射下で見られる反応促進と特殊効果)
第4章 マイクロ波工学(電波と波;マックスウェル方程式と電磁気学;電磁波の特徴;電磁波の伝送線路;高周波回路で扱うパラメータ)
第5章 マイクロ波化学におけるシミュレーション(シミュレーションの目的;固有値計算;ドリブンモードでの計算;パラメトリックスイープ;マイクロ波工学からマイクロ波化学へ―マルチフィジックス;ミクロスケールの取り扱い)
付録A
本書は、化学あるいはほかの分野の開発研究社の方々が、ご自分の化学反応系のマイクロ波技術を導入したいとお考えになったときに、まずはその基本を理解するためにお読みいただきたいと考えて執筆されました。
マイクロ波化学とは、電磁波であるマイクロ波をエネルギー源として化学反応系に注入し化学反応を駆動・制御する化学分野であり、従来の伝統的化学とは一線を画す新規な分野です。このマイクロ波化学という分野を理解し、マイクロ波エネルギーを使って化学反応を操るには、化学反応理論の知識と理解だけでなく、電磁波工学の基礎知識と利用技術の理解が欠かせません。
第1〜3章で化学基礎の見直しと新しいマイクロ波化学への考え方の方向付けをしていただき、第4,5章および付録で具体的なシミュレーション方法を解説しています。
本書がマイクロ波化学を導入するための入門書となれば幸いです。