- 自閉スペクトラム「自分のこと」のおしえ方 増補版
-
特性説明・診断告知マニュアル 小学生から大学生まで
学研のヒューマンケアブックス
- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784058021316
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[BOOKデータベースより]
この本は、自閉スペクトラムの子どもたちへの特性説明・診断告知のための実践的マニュアルです。「説明という支援」を通じて、子どもたちの肯定的な自己理解をはぐくみます。小学生から大学生まで。
第1章 説明という支援
[日販商品データベースより]第2章 自閉スペクトラムをどうとらえるか
第3章 ひな型(テンプレート)を用いた説明
第4章 特性や診断を説明する
第5章 いつ、伝えるか
第6章 誰が子どもに伝えるか
第7章 説明で期待される効果、あるいは説明の目的
第8章 説明の副作用
第9章 説明のあとの支援
巻末資料 本人向け勉強会資料
ロングセラー『自閉症・アスペルガー症候群 「自分のこと」の教え方』の増補改訂版。
自閉スペクトラムの子どもたちへの「説明という支援」のための実践的なマニュアル。子ども自身が理解し、肯定的に考えられるようにするために、いつ、誰が、どのように説明したらよいのか。著者が臨床現場で取り組んできた事例をもとに、説明文例を多数掲載しながら解説する。
増補改訂版では、
・診断名の変更など、医学の最新情報を反映。
・支援の対象となる「子ども」を大学生にまで広げ、小学生から大学生までの子どもたちの理解を育む。
・本文中で紹介しているひな型(資料・説明文例・勉強会資料など)のPDFデータを、本書の専用サイトからダウンロードして使える。
【目次】
はじめに
増補版に寄せて
本書資料のダウンロード方法
第1章 説明という支援
診断名を問いかけてくる小学生たちの登場/日本の現状/自閉スペクトラムの心理学的医学教育
第2章 自閉スペクトラムをどうとらえるか
「どう説明するか」には「どうとらえているか」が映し出される/欠落ではなく、ひとつの認知スタイルとしての自閉スペクトラム/強みと苦手は、同じ特徴の表と裏/支援の目的
資料 自閉スペクトラム
第3章 ひな型(テンプレート)を用いた説明
特性や診断の説明にはさまざまなスタイルがあっていい/ひな型(テンプレート)を用いた説明/ひな型(テンプレート)を用いることの利点
第4章 特性や診断を説明する
特性や診断の説明手順/説明文の作成/診断名・障害名として伝える
第5章 いつ、伝えるか
説明の時期は暦の年齢では決められない/説明の時期を判断する「目安」、あるいは説明に向けた準備
第6章 誰が子どもに伝えるか
この先も子どもに1対1で会える大人が説明する/専門家が説明する場合/親が説明する場合
第7章 説明で期待される効果、あるいは説明の目的
安堵し、罪悪感から解放される/なぜ技術を学ぶ必要があるのかを、正しく理解できる/「自己否定的な技術向上」の回避に役立つ/自分を理解するためのキーワードに気づきやすくなる/自己の存在にかかわる秘密がなくなる/本人と親・専門家の、より強固なチームが形成される/相談する決心と技術をはぐくむ/診断名との混乱の少ない出会いを設定できる
第8章 説明の副作用
説明後の抑うつや退行/「自己否定的な技術向上」と必要な工夫や手助けを受け入れることの拒否/将来への不安/満足・安堵による相談の終了/努力の放棄は説明の副作用か/診断名の不利な使用
第9章 説明のあとの支援
具体的対応(環境調整や本人の工夫)の継続/キーワードの提供を重ねる、深める/本人が主体的に情報を活用できるように支援する/他の自閉スペクトラムの人たちとの類似と相違を実感させる
巻末資料 本人向け勉強会資料
おわりに