- ヤマトを撃つ沖縄文学
-
大城立裕・又吉栄喜・目取真俊
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784908028908
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大城立裕・又吉栄喜・目取真俊
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[BOOKデータベースより]
「政治と文学」論を超える新たな可能性。現代文学の傍流として扱われてきた「沖縄文学」を批判・検証し、新たな文学表現の可能性を論じる作家論。
序章 「日本=ヤマト」を撃つ沖縄文学(『沖縄ノート』に始まる;「沖縄」との再会・「大城立裕」との出会い;目取真俊の登場;立松和平・池澤夏樹・宮内勝典、そして……)
[日販商品データベースより]第1章 大城立裕論―「同化」と「異化」のはざまで(『カクテル・パーティー』評価をめぐって;「沖縄戦」を描く;「集団自決」について;「戦争と文化」三部作;その「創作意識」は;「沖縄問題は文化である」;もう一つの「沖縄線」―『普天間よ』;更に、『辺野古遠望』について)
第2章 又吉栄喜の文学―“原体験・原風景”と向き合い、言葉を紡ぐ(「原体験」―米軍基地とベトナム戦争;原風景1―沖縄の古層文化と『豚の報い』;;原風景2―「時空超えた沖縄」;;原風景3―沖縄の「自然」と庶民の暮らし;「進化(深化)」の標か、それとも「停滞」の証か)
第3章 目取真俊の文学―永遠の“異”で在り続ける(終わらない戦争(沖縄戦)1―『水滴』へ;終わらない戦争(沖縄戦)2―『風音』論;;終わらない戦争(沖縄戦)3―『魂魄の道』;「反日本(ヤマト)・反天皇制)」の彼方へ―『平和通りと名付けられた街を歩いて』
刻印された反軍・反米軍(基地)の思想
「暴力」と「報復」の連鎖―「反基地」思想の行方)
「政治と文学」論を超える新たな可能性
戦後の沖縄文学をながく牽引した大城立裕。戦無派として〈占領地・沖縄〉の原風景と向き合う又吉栄喜。「終わらない戦争」と現代文学の傍流として扱われてきた「沖縄文学」を批判・検証し、旧来の「政治と文学」論を超える、新たな可能性を見出した力作評論。しての沖縄戦を底流に現在の沖縄を描く目取真俊。