[BOOKデータベースより]
1970年4月、3人の宇宙飛行士を乗せたアメリカの月面探査を目的とした宇宙船「アポロ13号」で、爆発事故が起きました。宇宙飛行士たちは、NASAの管制センターの指示によって、宇宙から地球に「奇跡の生還」を果たしますが、そこにはひとりの女性、キャサリン・ジョンソンのはたらきがありました。NASAで活躍した数学者、キャサリン・ジョンソンの物語!
[日販商品データベースより]黒人や女性差別が色濃く残る時代にNASAで数学者として働き、3人の宇宙飛行士を乗せた故障したアポロ13号を宇宙から奇跡の生還に導いたキャサリン・ジョンソン。NASAで大活躍した女性の伝記絵本です。
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2017年に公開された映画「ドリーム」を観た人は多いと思います。
三人の黒人の女性たちが色々な虐げにあいながらも、
前を向いて生きていく、そんな物語。
彼女たちが働く職場がNASA(アメリカ航空宇宙局)で、
終盤アポロ13号の危機と生還に重要な仕事を成し遂げる姿が胸をうつ感動作でした。
その映画の主人公が数学者のキャサリン・ジョンソンさん。
この伝記絵本『わたしにまかせて!』の主人公です。
アメリカの作家ヘレン・ベッカーさんが描いたこの絵本にはこんな副題がついています。
「アポロ13号をすくった数学者キャサリン・ジョンソン」。
これで彼女が何を成し遂げた女性かわかりますが、
どのような生い立ちだったのでしょう。
子供たちにもわかりやすく、絵本ではうまくまとまって描かれています。
タイ生まれで小児科医でもあるダウ・プミラクさんの絵が
伝記映画でありながらとてもかわいい描かれていますから、
余計に読みやすくなっています。
ただこの絵本では彼女が黒人ゆえに苦労した話は
白人しか入れないハイスクールしかなく転居したという話以外は
あまり描かれていません。
おそらく彼女自身、そういう差別とか偏見とかよりは
数学を解く方が大変だったのでしょう。
この絵本の原題は「COUNTING ON KATHERINE」は、
「キャサリンを頼りにして」。
それこそが、彼女のなによりの喜びだったはずです。(夏の雨さん 60代・埼玉県 )
【情報提供・絵本ナビ】