- データセキュリティ法の迷走
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情報漏洩はなぜなくならないのか?
基礎法学翻訳叢書 第2巻
勁草書房
ダニエル・J.ソロブ ウッドロウ・ハーツォグ 小向太郎- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784326451302
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情報漏洩はなぜなくならないのか?
基礎法学翻訳叢書 第2巻
勁草書房
ダニエル・J.ソロブ ウッドロウ・ハーツォグ 小向太郎
[BOOKデータベースより]
完璧なデータセキュリティなどありえず、情報漏洩がゼロになることはない。そして、情報漏洩した企業・組織だけが悪いわけではない。我々はこうした事実をまず認め、制度設計から考え直す必要があるだろう。プライバシー法の世界的権威による、企業関係者・法律家・ネットに関わるすべての人、必読の啓蒙書。
序論―予告された侵害の記録
[日販商品データベースより]第1部 データセキュリティの広範な理解(データ侵害の蔓延;データセキュリティ法の失敗)
第2部 総対的データセキュリティ法(全体像―システムと構造;データエコシステム全体の責任;データ侵害による損害を軽減する;プライバシーとデータセキュリティの統合;人間という最大の弱点のためのセキュリティ設計)
結論―総対的アプローチ
法は情報漏洩に対処できていない! データ侵害という事象だけではなく人間そのものに注目し、新たなデータセキュリティを創造する。
情報漏洩に対して法はより全体論的かつ戦略的になるべきである。そして、データエコシステムにおいて人間が果たす役割により注目すべきである。プライバシー法とデータセキュリティ法のどこが間違っていたのかを明快に示して、新たなアプローチを提示する、デジタル世界の安全とセキュリティに関心を持つすべての人にとって必読の書。
【原著】Daniel J. Solove & Woodrow Hartzog, Breached!:Why Data Security Law Fails and How to Improve It(Oxford University Press, 2022)