女性が科学の扉を開くとき

偏見と差別に対峙した六〇年　ＮＳＦ（米国国立科学財団）長官を務めた科学者が語る

東京化学同人
リタ・コルウェル　シャロン・バーチュ・マグレイン　大隅典子　古川奈々子　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2023年11月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784807920501

内容情報

[BOOKデータベースより]

米国科学界に著しい性差別があった１９６０年代よりジェンダーギャップを埋める努力はどのように成されてきたか。科学のために何ができるか。男女問わず呼びかける科学への情熱が眩しい一冊！

プロローグ　女性科学者はずっと存在していた
１　女の子はだめ！
２　ひとりぼっち　つぎはぎの教育
３　女性同士の連帯が必要
４　事実を白日のもとに
５　コレラ
６　女性が増えれば科学は進歩する
７　炭疽菌入りの手紙
８　オールドボーイズクラブからヤングボーイズクラブ、そして慈善事業家まで
９　個人ではなくシステムの問題
１０　実現できる！

[日販商品データベースより]

米国の女性科学者たちは
科学界のジェンダーギャップに
どのように向き合い，変えてきたのか

「女の子に科学はムリ」
「女子学生に奨学金も修士課程も無駄」…
1960年代の米国科学界には著しい性差別があった

そんな時代に科学を志し，
NSF＊初の女性長官となったコルウェル博士が
60年にわたって科学界で見聞きした記録

「科学の未来のために何ができるか」
男女問わずよびかける
科学への情熱が眩しい一冊！


＊NSFとは，米国において医学以外の科学研究の助成を行う連邦政府組織