- 白い土地 ルポ福島「帰還困難区域」とその周辺
-
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2023年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087445824
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[BOOKデータベースより]
東日本大震災で水素爆発した福島第一原発から約10キロ。朝日新聞福島総局に配属された著者は、避難指示が一部で解除されたばかりの福島県浪江町で、新聞配達をしながら現地の人びとの生活を描き出そうと取材に乗り出す。ある日、末期ガンの宣告を受けた浪江町長から“最期のメッセージ”を記録して欲しいと託され…。開高健賞受賞記者が原発被災地に3年半住み込んで記した震災ルポルタージュ。第2回ジャーナリズムXアワード(Y賞)受賞。第8回城山三郎賞最終候補作品。
序章 白い土地
[日販商品データベースより]第1章 夕凪の海
第2章 馬術部の青春
第3章 「アトム打線」と呼ばれて
第4章 鈴木新聞舗の冬
第5章 ある町長の死1
第6章 ある町長の死2
第7章 ある町長の死3
第8章 満州移民の村
第9章 フレコンバッグと風評被害
第10章 新しい町
第11章 聖火ランナー
終章 一〇〇〇年先の未来
「どうしても後世に伝えて欲しいことがあります」
原発事故の最前線で陣頭指揮を執った福島県浪江町の「闘う町長」は、死の直前、ある「秘密」を新聞記者に託した――。
娘を探し続ける父親、馬に青春をかける高校生、名門野球部を未来につなぐために立ち上がったOB、避難指示解除後たった一人で新聞配達を続ける青年、そして帰還困難区域で厳しい判断を迫られる町長たち……。
原発被災地の最前線で生き抜く人々と、住民が帰れない「白い土地」に通い続けたルポライターの物語。
●目次
序章 白い土地
第一章 夕凪の海
第二章 馬術部の青春
第三章 「アトム打線」と呼ばれて
第四章 鈴木新聞舗の冬
第五章 ある町長の死 1
第六章 ある町長の死 2
第七章 ある町長の死 3
第八章 満州移民の村
第九章 フレコンバッグと風評被害
第一〇章 新しい町
第一一章 聖火ランナー
終章 一〇〇〇年先の未来
解説 渡辺一枝
●著者プロフィール
三浦英之(みうら・ひでゆき)
1974年、神奈川県生まれ。朝日新聞記者、ルポライター。『五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後』で第13回開高健ノンフィクション賞、『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』で第25回小学館ノンフィクション大賞、『南三陸日記』で第25回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞、『日報隠蔽 南スーダンで自衛隊は何を見たのか』(布施祐仁氏との共著)で第18回石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、『太陽の子 ―日本がアフリカに置き去りにした秘密―』で第22回新潮ドキュメント賞を受賞。福島県南相馬市在住。