[BOOKデータベースより]
やまはおおきくてそらはひろいんだ。ぼくと犬のくろが暮らす里山には、いきものがいっぱい!風にふかれ、空をみあげれば、うれしい心が、山をとぶ。絵本作家きくちちきが描く、命きらめくものがたり。
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ぼくのうちはね、山にかこまれてる。まわりには、色んないきものがすんでるよ。ほら、伝書ばとも風みたいに飛んでいる。いいなあ、ぼくもかけっこしたら風みたいになれるんだ。犬のくろと庭に出れば、実を食べにやってくるつぐみやめじろと出会い、散歩をすれば、たぬきの親子や大空を飛びまわるとびを見かけ、一緒に空想を広げる。ぼくとくろが暮らす里山には、仲間がたくさん、小さな喜びもいっぱい! 山は大きくて、空は広いんだ。絵本作家のきくちちきさんが、〈岩波の子どもの本〉として描かれたのは、家族で住んでいる里山を舞台にしたお話。登場するのは、息子さんと愛犬のくろ。二人の毎日が、どれだけ出会いや空想にあふれた豊かなものなのか、生き生きとかけまわる様子や嬉しそうな表情、そしてみんなで寄りそういきものたちの愛らしい姿から、まっすぐに伝わってきます。「やまをとぶ」そのタイトルの通り、読んでいるだけで心がふわっと広い空の上を飛び立っていけるような気持ちになれる絵本です。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
きくちちきさんの伸びやかで味のある絵が大好きです。
「岩波の子どもの本」というと、ロングセラーの昔の本というイメージだったので、新刊で出版されたことにびっくりしました。
カラーのページとモノクロのページが交互に描かれていたり、画面を縦にして読むページがあったりと、絵本全体にリズムを感じる作品です。
自然とともに生きるというメッセージが、優しくも力強く描かれていて、素敵だなと思いました。
クライマックスの「そらはひろいんだ」というセリフが気に入りました。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子19歳、女の子16歳、男の子14歳)
【情報提供・絵本ナビ】