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- 知のモラル 新装版
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東京大学出版会
小林康夫 船曳建夫
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2023年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784130033572
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【2023年09月発売】
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[BOOKデータベースより]
他者への“開け”の中で、知の行為の妥当性を問う視点こそ、未来への希望―。さまざまな論理がぶつかり合う現実のディレンマに直面した際、人間として、どのように応答し、行為すべきか。『知の技法』『知の論理』の根底にあった知のモラルへの問いかけを前面に出し、大学の内外を問わず多くの人々と考えてみようとする。両編者による書き下ろし「21世紀の読者へ」を新規収録。
第1部 知のモラルを問うために―21世紀のモラルをもとめて
[日販商品データベースより]第2部 モラルの地平(人権 「知」の賢慮に向けて―知とモラルそして知のモラル;国際法 国際法と公正―国際法の諸事例を通して ほか)
第3部 モラルの現場(権力と反権力 社会的公正への道―三里塚における対話;教育 「学校的なもの」を問う―教育の場における権力・身体・知 ほか)
第4部 人間の場所(遺伝子 種と個のあいだ―「利己的な遺伝子」をめぐって;生物としてのヒト 「奇妙なサル」に見る互恵性―進化行動生物学からのアプローチ ほか)
第5部 モラルの希望(主体化 真理からフィクションへ―知のエチカ・詩のエチカ;探求心 大学と菩提心―「般若心経」に読む知の行為の根源 ほか)
第一作『知の技法』はみずからの行為を自覚しようとし、第二作『知の論理』は現場のさまざまな関係に注意を払おうとする点において、ある種のモラルから出発していたが、第三作では知のモラルへの問いかけを前面に出し、大学の内外を問わず多くの人々とともに考えてみようとする。〈知の三部作〉完結編、待望の新装版化!