- 聖霊の舌
-
異端モンタノス派の滅亡史
- 価格
- 9,900円(本体9,000円+税)
- 発行年月
- 2023年09月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784582717266
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異端モンタノス派の滅亡史
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[BOOKデータベースより]
宗教と政治が交差する壮大なドラマ。
大事な使命―一七八年ころ ペプーザ
[日販商品データベースより]物怪が憑く―一六五、一六七、一七〇年ころ アルバダウなど
純白の悪寒―一七七年ころ ヒエラポリスなど
邪霊の浄め―一七八年ころ ペプーザ
牢内で確執―一九〇、一九二/三年ころ アパメイアなど
墓石の魚印―一九三年ころ ヒエロポリス
復活祭統一―一九三年ころ ローマ
正閏の論戦―二〇〇年ころ ローマ
今生の紙片―二〇三、二〇四年ころ カルタゴ
女長老と告発―二〇五年ころ テノメティライなど
写本横流し―二〇七/八年ころ カルタゴなど
半熟の衆愚―二〇八/九年ころ カルタゴ
供犠と禁欲―二〇九/一〇年ころ カルタゴ
はびこる毒麦―二一〇/一一年ころ カルタゴ
天使の感触―二一一/一二年ころ カルタゴ
恍惚と喪神―二一二/一三年ころ スミュルナなど
日付表の側板―二二三年ころ ローマ
紫布の好意―二二三年ころ テュアテイラ
謬れる憑霊―二三三、二三五/六年ころ イコニオンなど
閹人オリゲネス―二四〇年ころ カエサレアなど〔ほか〕
正統と異端が混沌としていた初期キリスト教にあって、三位一体と教会一元化を進める正統派から疎まれ、4世紀に異端として排除されたモンタノス派の滅亡までをたどる。