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[BOOKデータベースより]
いくつもの指標で、茨城県が1位になったものがある。茨城県の取り組みが都道府県の中で「初」のものがある。それらがこの数年で次々と生まれたということは、単なる偶然ではないのかもしれない。長年変化を望まなかったようにも思える茨城県は、なぜ今、変化を起こしているのか?
序章 日本が直面する課題を茨城が解決する(人口減少は何をもたらすのか;経済の長期停滞;茨城を変えるキーパーソン;「非連続の時代」がやってきた;差別化しなければ生き残れない)
[日販商品データベースより]第1章 魅力的な雇用が増加!「産業」プロジェクト(若い世代をひきつける質の高い雇用を生み出す;マーケティング重視の企業誘致は全国トップの実力;首都圏からの本社機能移転の実現;海外からの高度人材の受け入れ・活用の体制;稼げる観光地の創出)
第2章 所得600万円以上も続々!「農業」プロジェクト(売上主義から利益主義への方針転換;所得600万円以上の農家が増加;耕作放棄地活用でかんしょ畑を増やす;トップブランド化への道;農地の集積・集約化で大規模経営体をつくる;グローバル市場への進出)
第3章 画一教育から才能を伸ばす教育へ!「教育」プロジェクト(県立高校改革を進める;中高一貫教育校が大幅に増加;校長職に民間人を採用した理由;最新のIT・サイエンス教育を導入;グローバル人財が続々育つ土壌づくり)
第4章 日本で一番幸せな県を目指して「幸福度No.1」プロジェクト(多様性を認め合う社会へ;将来に課題を先送りしないための取り組み;県民が「日本一幸せ」と感じるために;茨城は世界を目指す)
◆都道府県魅力度ランキングで7年連続最下位…からの「最下位脱出」が話題になったことが記憶に新しい茨城県。しかし実は、「仕事」「教育」をはじめ計75のより詳しい指標を基にした「都道府県幸福度ランキング」(日本総合研究所)では上位に位置するなど、県外から見たイメージとは真逆の、いわゆる住みやすい県であり、日本のみならず世界の企業も注目する恵まれた立地を持つ県でもある。
◆特に近年は、県としては異色の「営業部隊」を作って国内外へのPRにいそしんだり、世界の名だたる企業の本社移転、民間採用校長を起用した最先端の公立教育……等々、大胆で改革的な県政が大注目されている。
◆そんな、実は茨城県民もまだ気づいていない「変化し続ける茨城」をひもとく1冊。