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[BOOKデータベースより]
マグニチュード7.9、火災旋風、略奪の横行、囚人解放…。丘の上に逃れた人びとから発せられた流言が行政や軍の動きと乱反射し虐殺へと至った1923年9月の横浜―。「災害史上最悪の事態」の発火点を描く歴史ノンフィクション!
はじめに「それは丘の上から始まった」
[日販商品データベースより]第1章 横浜は「虐殺の地」だった
第2章 虐殺は「平楽の丘」から始まった
第3章 大川常吉署長―「美談」から事実へ
第4章 横浜の中国人虐殺
第5章 「9月2日」を追悼する
1923年、関東大震災直後の横浜は朝鮮人暴動などの流言が発生し、虐殺が行われた発火点だったーー。
市街のほとんどを焼失した市民は、「平楽の丘」と呼ばれる南部丘陵地へと逃れた。そこでは、震災当夜から「朝鮮人が暴動を起こしている」などといった流言が広がり、そして名も知らぬ朝鮮人や中国人を虐殺する事件の引きがねとなった。
30年以上にわたってこの史実を検証してきた著者が、150号を超える私家版「研究ノート」や数多くのフィールドワークをもとにまとめた。
デマがどうして横浜で発生したのか、なぜ虐殺を防げなかったのか、膨大な資料とともに当時を生きた人たちの顔が見える筆致で描く。100年前の虐殺事件の「なぜ?」を知るためのマスターピースとなる一冊。