この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ポピュリズムの政治社会学
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2022年08月発売】
- 3・11後の社会運動
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2020年06月発売】
- 平和構築のトリロジー
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2021年05月発売】
- はじめて出会う社会学
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【1998年04月発売】
- 入門評価学
-
価格:6,600円(本体6,000円+税)
【2014年03月発売】
[BOOKデータベースより]
平穏な日常が原発事故を機に失われる精神的・心理的分断、避難生活を余儀なくされたことによる故郷や家族との物理的分断、地域コミュニティの瓦解などによる社会的分断そして代々行われてきた伝統行事が断絶したことによる文化的分断―福島第一原発事故によって引き裂かれた多様かつ複合的な「分断」の諸相を描き、継続的な社会調査による「分断」修復の方途、そして「つながり」の再構築を目指した渾身の一冊。
はじめに―原発分断の諸相
[日販商品データベースより]第1章 集合的トラウマとしての原発事故―トラウマを抱えたコミュニティを回復の共同体に
第2章 原発事故対応をめぐる認識のずれはなぜ修復されないのか―福島県中通りにおける親子パネル調査の分析から
第3章 原発事故被害の賠償と分断修復
第4章 原発避難者受け入れ地域における分断とその構造
第5章 復興をめぐる分断と修復への課題―避難指示区域における時間の断絶と維持可能性
第6章 広域避難者における「関係性」の変容
第7章 地域の行事を通した分断修復―福島市大波地区における社会的分断と修復への努力
第8章 修復的な社会調査へ―親子健康調査の参加者の声との対話
第9章 福島県中通りにおける分断修復に向けた介入研究―長期追跡調査を土台とした調査参加者と研究者がつくる「対話」の場
おわりに―多様な選択を可能にする社会を求めて
引き裂かれた心、家族、コミュニティ、伝統。−将来の「修復」のため社会学に何ができるか。
平穏な日常が原発事故を機に失われる精神的・心理的分断、避難生活を余儀なくされたことによる故郷や家族との物理的分断、地域コミュニティの瓦解などによる社会的分断そして代々行われてきた伝統行事が断絶したことによる文化的分断−−福島第一原発事故によって引き裂かれた多様かつ複合的な「分断」の諸相を描き、継続的な社会調査による「分断」修復の方途、そして「つながり」の再構築を目指した渾身の一冊。