音楽 地の塩となりて

平凡社
村上陽一郎　

• 価格: 3,960円（本体3,600円＋税）
• 発行年月: 2023年09月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784582839340

内容情報

[BOOKデータベースより]

仰ぎみる「世の光」を求めるだけではなく、私にとって生きる上での「地の塩」とは―。学問、信仰、それ以上に、いつも傍らにあったのは音楽だった。科学史の碩学が語る、自らの内面を照らしつづけた音楽との時間。

楽器の話
違いの判らない男
明日には！
オーケストラ
オーケストラ（承前）
クラシック音楽とエンターテインメント
音楽とは
音楽とは（承前）
「能」とは何か？
タンゴの世界
機会音楽（Ｇｅｌｅｇｅｎｈｅｉｔｓｍｕｓｉｋ）と前衛（ａｖａｎｔ‐ｇａｒｄｅ）
ピアノ三重奏曲
美しい声
美しくない（？）声
オーケストラの中のチェロ
ベートーヴェン断章
景清
最大の欠点
出会い、対決、そして融合
時間の考現学
神の手から人間の手へ

[日販商品データベースより]

自分に従う人は、世の光でもあり、塩でもある（旧約聖書）。音楽は常に人生の傍にあった──。科学史家にしてチェリストの著者がその音楽遍歴を綴る、珠玉のエッセイ集。