- 上杉愼吉
-
国家は最高の道徳なり
ミネルヴァ日本評伝選
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2023年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784623096220
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[BOOKデータベースより]
天皇主権説を唱え、見据えた日本の主体性。その煩悶は、令和日本でも続いている。
序 なぜ近代日本に「神権学派」が生まれたのか
[日販商品データベースより]第1章 東京帝国大学での洋学修練
第2章 ドイツ留学とドイツ帝国への傾倒
第3章 天皇機関説論争と「神権学派」の旗揚げ
第4章 第一次世界大戦とドイツ志向の隘路
第5章 社会学研究とアメリカ脅威論の鼓吹
第6章 歿後の思想的影響
跋 「国家は最高の道徳なり」の目指したもの
上杉愼吉は、これまで「天皇機関説論争」で、「立憲学派」の美濃部達吉と対峙した「神権学派」の憲法学者とされてきた。だがその上杉が、実は西洋的=「普遍」的潮流を見据えながらも、日本「固有」へと行き着いたことは知られていない。ドイツ史家の著者が、上杉の欧米社会との交流、中国旅行・欧米旅行を分析し、日本の主体性追求の煩悶を、上杉後継者や安倍晋三まで振り返る。