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[BOOKデータベースより]
『華厳経』の最終章「入法界品」は、生きることに苦しむ人を救う手立ては何かと、善財童子が神・菩薩・苦行者はむろん、様々な道の達人を訪ね求めて教えを乞う一大叙事詩。本書は東大寺・森本公誠長老がその精華を読み解き、善財童子の求道の絵巻と共に紹介する。旧版(1998年)を大幅に改訂、新たに註釈や解説を加えた唯一にして必携の解説書。
シャカムニ世尊の神変
[日販商品データベースより]文殊師利―人生転機の出会い
徳雲比丘―み仏をよくよく心に念ずれば
海雲比丘―ひたすら大海を見つめ続けて
善住比丘―限りなき修行の果てに
弥伽長者―悟りへの心は気高さを生む
解脱長者―世尊は衆生に応じて様々に説かれる
海幢比丘―清浄なる五体は法を物語る
休捨優婆夷―私を見れば不退転の心が生まれる
毘目瞿沙仙人―我が手に触れれば法界が見える
勝熱婆羅門―善知識の言葉をゆめ疑うなかれ
慈行童女―悟りに到る道には体系がある
善見比丘―一念のうちに世界が現前する
自在主童子―幼きときから学問の修得に励めば
具足優婆夷―限りなき布施の心を究むれば
明智居士―限りなき布施の心で接すれば
法宝髻長者―菩薩の修行には段階がある
普眼長者―薬剤の投与はほんの序の口
無厭足王―虚構をもって法を説く
大光聖王―法による統治は安寧をもたらす〔ほか〕
「求むれば救いの手が差し伸べられる」行け、善財よ彼の山には勇猛なる観自在菩薩衆生を導き、慈しまんとして住しておられる彼の菩薩は汝がために真理への道を説くべし『華厳経』の最終章「入法界品」は、生きることに苦しむ人を救う手立ては何かと、善財童子が神・菩薩・苦行者はむろん、様々な道の達人を訪ね求めて教えを乞う一大叙事詩。本書は東大寺・森本公誠長老がその精華を読み解き、善財童子の求道の絵巻と共に紹介する。旧版(1998年)を大幅に改訂、新たに註釈や解説を加えた唯一にして必携の解説書。東大寺、藤田美術館、東京博物館などに分蔵される「善財童子絵巻」の五十五場面すべてを収録。(本書「解説」より)善財童子が訪ねた善知識の顔ぶれはまさに多様である。俗界の支配者たる国王を含め、法律家、教師、船長、職人、商人、果ては遊女に至るまで、実に様々な職業人が登場する。そうかと思えば、信仰上の神々や菩薩、世俗を離れた修行者、はるか昔に亡くなったはずのブッダの母摩耶夫人、ブッダの妃瞿婆女人が登場する。(中略)振り返れば、善財の旅は人生を旅立とうとしている若きすべての男女にとっての鏡なのではなかろうか。善財も菩薩だとすれば、菩薩とは志を持つ人であり、初志を忘れない人であり、貫徹の心を持ち続ける人である。ただ菩薩も人間であり、実体ではない。生死を抱えたもろい存在である。時には立ち止まって経行なり瞑想なりをして、みずからの立ち位置を確かめ、ふたたび旅を続けることだ。悟りとはその人にとって、世のため人のために究めるべき目標なのではないか。目標はじっと一か所にとどまって待っていてくれるとは限らない。善財は問いかける。悔いのない人生をと。