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[BOOKデータベースより]
少年宮沢賢治は、孤独のなかで月や星に慰めを見出していたのではないか?同じように星々に心を癒やされた経験をもつ天文学者は、賢治作品に惹かれてきた。そして、賢治の天体に関する記述の正確さには、アマチュア時代から幾度となく驚かされてもきた。賢治は当時最新の天文学にどのように触れていたのか?彼の「みんなのほんとうのさいわいをさがしに行く」思想は詩や童話に描かれた天体にどう反映されているのか?天文学者の目を通して読む宮沢賢治の作品はその深さを増して輝きだす。
第1章 賢治の生きた時代へ(石っこ賢さん;理科少年と星空;中学生の賢治が見上げた星;文学と天文;さそりの赤い服;星に見つめられて;賢治の信じる心;親友、保阪嘉内;傷心;帰郷)
[日販商品データベースより]第2章 教師、宮沢賢治の星空(月夜のでんしんばしら;東岩手火山;かしはばやしの夜;烏の北斗七星;シグナルとシグナレス;雪渡り;水仙月の四日;よだかの星;永訣の朝;青森挽歌;冬と銀河ステーション)
第3章 賢治、大地に根ざす(草野心平との出会い;心平への手紙;迷い道の苦悩;教職との決別;嘉内の影を追って;羅須地人協会の設立;大地と向き合う;理想を追いもとめて;理想と現実;揺れる思い;運命のいたずら)
第4章 ふたたび石に向きあう(志を同じくする人との出会い;生きる意欲;ビジネスマン、宮沢賢治の誕生;猛烈社員の手帳;遺書をしたためて;雨ニモマケズ手帳;グスコーブドリの伝記)
第5章 そして、宇宙へ(星座早見;幻想の世界への旅立ち ほか)
天文学者と旅する宮沢賢治の星空
少年、宮沢賢治は夜空を見上げ、何を思ったのだろう?
見つめる星々の先には、何が見えたのだろう?
天文学者も舌を巻くその正確な天文知識は作品にどう映しだされたのか?
天文学の楽しさを一般の人びとにわかりやすく伝え続けてきた天文学者が、賢治が作品に描き出した天体に私たちを招待する。
この本は宮沢賢治の生涯を天体で物語るプラネタリウムだ。さあ、一緒に旅に出よう!
旅のはじめに
第一章 賢治の生きた時代へ
第二章 教師、宮沢賢治の星空
第三章 賢治、大地に根ざす
第四章 ふたたび石に向きあう
第五章 そして、宇宙へ
旅の終わりに―あとがきにかえて―