- 現代日韓60年史
-
朝鮮停戦体制を終戦・平和へ
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784434322792
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[BOOKデータベースより]
前史(近代日本と朝鮮・東アジア;現代日韓関係への移行過程)
[日販商品データベースより]第1部 米ソ冷戦体制下の日本と韓国(現代日本の確立(一九六〇年夏〜六七年春);「市民自治体」の萌芽(一九六七年春〜七二年秋);自民党内の派閥抗争(一九七二年秋〜八〇年春);冷戦激化から脱冷戦へ(一九八〇年春〜八七年秋);米ソ冷戦体制の解体(一九八七年秋〜九一年末))
第2部 米ソ冷戦体制解体後の日本と韓国(「自社共存」体制の解体(一九九二年初〜九五年末);「日韓パートナー」関係の萌芽(一九九六年初〜二〇〇〇年春);自公連立政権の確立(二〇〇〇年春〜〇六年秋);自民党の世襲政権(二〇〇六年春〜〇六年秋);民主党中心の政権(二〇〇九年秋〜一ニ年末);安倍・改憲派政権の確立(二〇一二年末〜一七年初)安倍・改憲派政権の崩壊(二〇一七年初〜ニ一年秋))
本書は、「植民地支配の歴史」を異なる立場から共有する隣国・韓国の歴史を併記して対比させ、国際情勢の変化にも留意しながら、現代日本社会の特徴や性格、変遷過程を歴史的に明らかにするものである。時期区分としては1960年前後を「現代日韓史」の起点と位置づけ、植民地期を含むそれ以前を「前史」、米ソ冷戦体制下を第T部、冷戦体制解体後を第U部としている。そして今日に至る「現代日韓60年史」の基軸として1953年の朝鮮戦争の停戦協定後に形成された「朝鮮停戦体制」という概念を新たに導入し、それが90年代以降は米ソ冷戦体制に代わって南北分断体制を補強する役割を担ってきたこと、これを「終戦・平和体制」へと向かわせることが現代の私たちの課題である。「補論」として「「安倍・改憲派と統一教会」20年史」、「ウクライナ戦争と朝鮮停戦体制」を収め、「安倍国葬」をめぐって噴出した問題の今日的重要性も強調している。