- 道の駅の経営学
-
公共性ある経営体の持続可能性をもとめて
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784909933553
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[BOOKデータベースより]
道の駅の現状と課題
[日販商品データベースより]「公共性のある経営体」としての道の駅―先行研究とともに位置づける
経営分析方法に関する先行研究
道の駅の分類と持続可能な例の選定
事例1:「塩津海道あぢかまの里」、事例2:「能勢くりの郷」―バリューチェーン分析
モデル1:道の駅の地域資源活用によるチャネル管理モデル
モデル2:「新しい味覚・高品質の味覚」の開発
事例3:大津市「妹子の郷」の比較分析、モデル3:多角化、モデル4:専門店戦略(飲食)
事例4:「かつらぎ西(下り)」―道の駅直売所の過当競争を避ける差別化・地域ブランド戦略
事例5:「なぶら土佐佐賀」―より深化したマーケティング戦略の4P分析
モデル5:コンテンツ導入モデル、モデル6:アトラクションモデル
コンテンツ・アトラクション戦略の実証分析(1):「子供連れ家族へのターゲティング」
コンテンツ・アトラクションマーケティング戦略の実証分析(2):ケラー3要素を拡張するブランド知識リピートモデル(拡張ケラーモデル)
コンテンツ・アトラクションマーケティング戦略の実証分析(3):「物語モデル」の仮説検証分析
コンテンツ・アトラクションマーケティング戦略の実証分析(4):態度形成メカニズム
総括
日本経営診断学会 2023年度学会賞「優秀賞」受賞
近年、道の駅は増加傾向にあり、各地方の地域活性化の切り札として期待されつつある。「地域固有の一次産業産品を活かした食や体験」の重要性も益々高まるが、経営の実績では濃淡がみられる。道の駅は地域活性化効果を期待され、「半公共財」的性格をもち、公共の補助支援のある「公共性のある経営体」の位置づけが強い。しかし、公共性があるといっても、行政が応援する道の駅の経営が行き詰まれば、公共性を応援する政策そのものが破綻してしまう。したがって、経営は優良であり、持続可能なものでなければならない。ところが、既存の経営研究は純粋な民間企業が対象で、これまであまり注目してこなかったが、地域経営・地域政策では重要な経営主体である。本書は、そのような道の駅の成功手法について、経営分析の立場から始めて本格的にモデル化を試み、今後の道の駅の運営に資する知見をまとめた意欲作。多くの事例で道の駅の構造やパターンも網羅。