[BOOKデータベースより]
満洲事変期からアジア・太平洋戦争期に至る戦時下の日本で、統制や自主規制、忖度などが入り交じるなか、音楽・映画・演劇・文学・美術などの日常に欠かせない娯楽が戦争に動員された。議事録や公文書、新聞報道を掘り起こし、総力戦体制下の娯楽政策の全容と変遷を明らかにする。
第1章 戦時期の娯楽認識
第2章 満洲事変期の娯楽政策
第3章 日中戦争期の変遷
第4章 内閣情報部の娯楽政策
第5章 アジア・太平洋戦争期の内閣の文化政策
第6章 戦略的守勢から敗戦に至る文化政策
第7章 敗戦に至る娯楽政策
帝国議会や各種委員会の議事録、文部省、内務省、警視庁、内閣情報部の資料、新聞報道などの史料を丹念に掘り起こし、国民精神総動員運動や厚生運動の内実、決戦非常措置要綱の狙いや背景などを解説して、戦時下の娯楽政策の全容と変遷を明らかにする。
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