- 福沢諭吉 変貌する肖像
-
文明の先導者から文化人の象徴へ
ちくま新書 1745
- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2023年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480075765
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 最後の特攻隊員
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【1998年09月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
文明の先導者から文化人の象徴へ
ちくま新書 1745
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【1998年09月発売】
[BOOKデータベースより]
福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。それは福沢の議論の変化というよりも、福沢をとりまく世論の側の変化によるものといえる。福沢を評価した徳富蘇峰は、晩年には福沢が日本の伝統的な良風美俗を破壊したと罵倒。戦後は丸山眞男から原則ある実学思想家として賞賛されるも、朝鮮蔑視の脱亜論者として批判もされ、他方で一九八〇年代半ば以降は一万円札の肖像となり、文化人の象徴となった。福沢評価の変遷をたどり、その過程を詳細に考察。福沢の実像を浮かび上がらせる。
序章 福沢を論じた知識人たち
[日販商品データベースより]第1章 存命期の論争―学者職分論から修身要領まで
第2章 死去―『福沢先生哀悼録』にみる「文明」の先導者
第3章 忘却から批判へ―大正期から太平洋戦争まで
第4章 華麗なる復活―連合国軍占領と横溢する賛美
第5章 「脱亜論」の主唱者として―戦後歴史学からの批判
終章 一万円札の肖像へ
福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。その世論の動向を見ていけば日本近現代史が見えてくる。福沢評価の変遷の系譜をたどり、福沢の実像を浮かび上がらせる。
福沢の思想は毀誉褒貶にさらされてきた。それは福沢の議論の変化というよりも、福沢をとりまく世論の側の変化によるものといえる。福沢を評価した徳富蘇峰は、晩年には福沢が日本の伝統的な良風美俗を破壊したと罵倒。戦後は丸山眞男から原則ある実学思想家として賞賛されるも、朝鮮蔑視の脱亜論者として批判もされ、他方で一九八〇年代半ば以降は一万円札の肖像となり、文化人の象徴となった。福沢評価の変遷をたどり、その過程を詳細に考察。福沢の実像を浮かび上がらせる。