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西洋受容・植民地・日本 アジア遊学 286
勉誠社 波潟剛 西槇偉 林信蔵 藤原まみ
点
翻訳を通して連鎖する「知」。アジアの近代は、文学・文化が大きく変容を遂げた時代であった。その地殻変動に「翻訳」の果たした役割は大きい。日本近代文学は西欧やロシア文学からどのような影響を受けたのか。中国の新文学は西欧や日本からどのような刺激を受けて誕生したのか。日本の旧植民地、東南アジアの国々は西欧や日本とどう関わり、近代を創出したのか。夏目漱石、永井荷風、川端康成、魯迅、周作人、ロシハン・アンワル、ハンス・バグエ・ヤシンら作家たちの翻訳を通して、日本や中国、韓国、台湾、旧満洲、インドネシア諸地域の近代を読み解く。原典と翻訳との相違や、翻訳の役割・意義を明らかにするとともに、時代のコンテクストや政治的な思惑、ナショナリズムの相互刺激、西洋に対するまなざしの差異、ジェンダー、植民地と宗主国との関係といった諸問題も浮かび上がらせる。
第1部 日本における「翻訳」と西欧、ロシア(ロシア文学を英語で学ぶ漱石―漱石のロシア文学受容再考の試み;白雨訳 ポー「初戀」とその周辺 ほか)第2部 近代中国における「翻訳」と日本(魯迅、周作人兄弟による日本文学の翻訳―『現代日本小説集』(上海商務印書館、一九二三年)に注目して;日本と中国における『クオーレ』の翻訳受容―杉谷代水『学童日誌』と包天笑『馨児就学記』をめぐって;「満州国」における「満州文学」の翻訳)第3部 日本の旧植民地における「翻訳」(ウォルター・スコット『湖上の美人』の変容―日本統治期の台湾における知識人謝雪漁の翻訳をめぐって;カレル・チャペックの「R.U.R」翻訳と女性性の表象研究―朴英煕の「人造労働者」に現れたジェンダーと階級意識を中心に ほか)第4部 東南アジアにおける「翻訳」(何が「美術」をつくるのか―ベトナムにおけるbeaux‐arts翻訳を考える;日本軍政下のメディア翻訳におけるインドネシア知識人の役割 ほか)
アジアの近代は、文学・文化が大きく変容を遂げた時代であった。その地殻変動に「翻訳」の果たした役割は大きい。日本近代文学は西欧やロシア文学からどのような影響を受けたのか。中国の新文学は西欧や日本からどのような刺激を受けて誕生したのか。日本の旧植民地、東南アジアの国々は西欧や日本とどう関わり、近代を創出したのか。夏目漱石、永井荷風、川端康成、魯迅、周作人、ロシハン・アンワル、ハンス・バグエ・ヤシンら作家たちの翻訳を通して、日本や中国、韓国、台湾、旧満洲、インドネシア諸地域の近代を読み解く。原典と翻訳との相違や、翻訳の役割・意義を明らかにするとともに、時代のコンテクストや政治的な思惑、ナショナリズムの相互刺激、西洋に対するまなざしの差異、ジェンダー、植民地と宗主国との関係といった諸問題も浮かび上がらせる。
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翻訳を通して連鎖する「知」。アジアの近代は、文学・文化が大きく変容を遂げた時代であった。その地殻変動に「翻訳」の果たした役割は大きい。日本近代文学は西欧やロシア文学からどのような影響を受けたのか。中国の新文学は西欧や日本からどのような刺激を受けて誕生したのか。日本の旧植民地、東南アジアの国々は西欧や日本とどう関わり、近代を創出したのか。夏目漱石、永井荷風、川端康成、魯迅、周作人、ロシハン・アンワル、ハンス・バグエ・ヤシンら作家たちの翻訳を通して、日本や中国、韓国、台湾、旧満洲、インドネシア諸地域の近代を読み解く。原典と翻訳との相違や、翻訳の役割・意義を明らかにするとともに、時代のコンテクストや政治的な思惑、ナショナリズムの相互刺激、西洋に対するまなざしの差異、ジェンダー、植民地と宗主国との関係といった諸問題も浮かび上がらせる。
第1部 日本における「翻訳」と西欧、ロシア(ロシア文学を英語で学ぶ漱石―漱石のロシア文学受容再考の試み;白雨訳 ポー「初戀」とその周辺 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 近代中国における「翻訳」と日本(魯迅、周作人兄弟による日本文学の翻訳―『現代日本小説集』(上海商務印書館、一九二三年)に注目して;日本と中国における『クオーレ』の翻訳受容―杉谷代水『学童日誌』と包天笑『馨児就学記』をめぐって;「満州国」における「満州文学」の翻訳)
第3部 日本の旧植民地における「翻訳」(ウォルター・スコット『湖上の美人』の変容―日本統治期の台湾における知識人謝雪漁の翻訳をめぐって;カレル・チャペックの「R.U.R」翻訳と女性性の表象研究―朴英煕の「人造労働者」に現れたジェンダーと階級意識を中心に ほか)
第4部 東南アジアにおける「翻訳」(何が「美術」をつくるのか―ベトナムにおけるbeaux‐arts翻訳を考える;日本軍政下のメディア翻訳におけるインドネシア知識人の役割 ほか)
アジアの近代は、文学・文化が大きく変容を遂げた時代であった。
その地殻変動に「翻訳」の果たした役割は大きい。
日本近代文学は西欧やロシア文学からどのような影響を受けたのか。
中国の新文学は西欧や日本からどのような刺激を受けて誕生したのか。
日本の旧植民地、東南アジアの国々は西欧や日本とどう関わり、近代を創出したのか。
夏目漱石、永井荷風、川端康成、魯迅、周作人、ロシハン・アンワル、ハンス・バグエ・ヤシンら作家たちの翻訳を通して、日本や中国、韓国、台湾、旧満洲、インドネシア諸地域の近代を読み解く。
原典と翻訳との相違や、翻訳の役割・意義を明らかにするとともに、時代のコンテクストや政治的な思惑、ナショナリズムの相互刺激、西洋に対するまなざしの差異、ジェンダー、植民地と宗主国との関係といった諸問題も浮かび上がらせる。