[BOOKデータベースより]
岐阜県の山あいの集落に暮らすカネオさんとレイコさんは、ある日、がけの下でうずくまっていたニホンカモシカの赤ちゃんを保護しました。そのままでは自然の中で生きられない状態だったため、1歳まで育てて山へ帰すことになりましたが―。必ず来る別れを前に「慣れすぎてはけない」と、気持ちをおさえながらフクを見守った夫婦の愛情が胸を打つ、実話をもとにした絵本。
[日販商品データベースより]山の集落に暮らすカネオさんとレイコさんの夫婦は、ある日、崖の下でうずくまっていた、生まれたばかりのニホンカモシカの赤ちゃんを保護しました。そのままでは自然の中で生きていけない状態だったので、一歳まで育てて山へ帰すことになりました。
ミルクをあげ、山の草を食べさせ、いっしょうけんめい世話をしたカネオさんとレイコさん。フクと名付けられた赤ちゃんは二人に慣れ、集落の人にもかわいがられてすくすくと育ちました。でも、ついに別れの日がやってきます――。
命のぬくもりと別れを描き、野生動物と人との関わり方を問いかける絵本。岐阜県で実際にあったお話から生まれました。
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実際にあったお話から生まれたそうです。
岐阜県の山あいの集落で暮らすカネオさんとレイコさんは、ある日、がけの下でうずくまっていたニホンカモシカの赤ちゃんを保護しました。
自然に帰すまで、育てることにしたのです。
フクと名付けられて、大切に育てられます。
…
お別れの場面はフクと育てたお二人の気持ちが思い浮かび、つらかったです。フクもお二人も本当は別れたくなかったことでしょう。
…
でも、離れているけど、ずっと離れていなかったんだと思います。何度も泣きそうになってしまいました。
13年目の夏の場面は、悲しいけれど、温かく感じました。
美しい絵と共に心に響くお話です。
(ぴぴぴあのさん 60代・大阪府 男の子7歳、女の子6歳、男の子1歳)
【情報提供・絵本ナビ】